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役者には3つの視点がある
人前克服トレーナー 海野美穂です。こんにちは☆
昨日のコラムで、人前に出ると訳が分からなくなる人と、役者の違いを書きました。おさらいですが、役者には3つの視点があります。
①今、自分が見ている視点
②お客様から見えている視点
③真上から俯瞰して見ている視点
この3つです。セミナーをする時、お客様の前でパニック状態になるのが不安なあなたは、この3つの視点を利用しましょう。今日は、この視点を自宅で鍛えるレッスンを、ご紹介します。
準備するもの
以下のものを用意してください。
●1~2分ほどの自己紹介文
●鉛筆
●紙
●封筒
続いて、次のような空間を作ってください。
●稽古する部屋を決める。
●鉛筆、紙、封筒を、それぞれ離れた場所に置く。
●スタート位置を決める。
実際にやってみよう!
やり方は、シンプルなんです。
①自己紹介を言いながら、鉛筆を取りに行く。
②紙がある場所まで行く。
③紙にあなたの名前(漢字で)・生年月日を記入する。
④鉛筆は元の場所に、紙は封筒に入れる。
⑤スタート地点に戻る。
※この間、黙ることはありません。
これだけでも、訳わからなくなりそうですよね笑。まずはこの通りやる。(自分の視点)
そして、同じ動作を、今度は定点カメラがあるとしたら、どのように映っているのかをイメージしながら行います。(お客様からの視点)
最後に、部屋の真上から見た時に、何がどのように配置され、あなたはどんな動きをしているのかをイメージしながら行います。(真上からの視点)
この一連の流れが、1セット。これを、繰り返し練習してみてください。
慣れてきたら、自分の名前ではなく、自分の住所に変えてみたり、好きな食べ物にしてみたりでもいいです。話すことも自己紹介から変えても良いです。次の講演会の内容でもいいし、目標宣言でもいい。セミナー内容でもいいです。
この練習のメリット
メリットにはこのようなポイントが挙げられます。
●家にあるもので出来る。
●大きな声も大きな音も立てずに練習できる。
●冷静な脳みその作り出す。
●咄嗟のハプニングに強くなる。
●今何がどうなっているのかを把握できるようになる。
だからこの練習をすることで、セミナー中に焦って訳が分からなくなることを、避けられるようになるのです。
セミナーをする時、お客様の前でパニック状態になるのが不安なあなたは、この3つの視点を鍛えるトレーニングをやってみてくださいね♪
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた明日、お会いしましょう~
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海野美穂ってどんな人?
なぜ人前克服トレーナーをしているの?
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