あの後、ちょっと意識が変わったんです。
と仰って頂き、個別相談が始まる事がほとんどです。頭で考えるよりも先に、表現している自分に出会っていただくからです。
先日のワークショップセミナーでは、最後に桃太郎をアドリブで演じていただきました。演出をつけた部分も有りましたが、基本的には参加者の皆様で、動きもセリフも考えて頂きます。
気取る必要もなく、上手にやる必要もありません。それぞれ協力しあいながら、物語を進めていきます。
もちろん、みんな演劇初心者です。人前が苦手だという意識も持っています。でもね、人って変わるんです。変われるんです。
あれ？出来てる？という自分に出会う
桃太郎をやるよっていわれ、「逃げたい！嫌だ」と感じる方のほうが多いです。
やりたいやりたい！！と意気揚揚とするのは、人前が好きな人くらいでしょう。高校で教えていたころの生徒たちも同じでした。最初はまず、お決まりの「えー」から入ります。
この関門をくぐり抜けた人から、変わっていく。これは間違いありません。大抵が食わず嫌いであることが大きいのです。
やってみたら意外と楽しくて、もっと仲間のことを知りたくなる。出来た自分にちょっとだけ驚く。これがまず、最初の一歩です。
自分の中に眠らせていたものが、少しだけ芽吹くようになるのです。
人前が楽しいか苦手かは、ほんのちょっとしたボタンの掛け違いです。その安心材料と自信に繋げる要素として、発声、滑舌、表情があるに過ぎません。
先ずは一回飛び込んでみる。そして、少しでも前に進んだ自分をちゃんと認めてあげる。そうやって、少しずつ意識を変えていってください。
人前で話すベースが出来れば、あとはスルスルです♪応用が利きますから＾＾
私の特技は、ベースを作ること。一歩目の、苦しいところを後押しすることです。お手伝いいたします。
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう～！
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