皆、超出来るじゃん…私なんて…
人前で話すためのレッスンなどで、練習をみんなでしますよね。すると、必ずいるんです。めちゃめちゃ出来る人が(笑)
自分に自信がないときに、そういう人を見てしまうと、「やっぱり私には合わない事なんだ…」と感じたりしますよね。なんだか、場違いなような気がして、悲しくなってきます。そして、私には無理なんだと、決めつけてしまいたくなります。
そんな時は、役者脳の２つの思考を利用してください。
①どこをどうしたら、あんなにうまくやれるのか？盗もう。
（芸は盗め精神）
②先を行く人は、未来の自分の後姿である
この事例、舞台役者にはよくあることなんです！
あなたの未来の姿を見せてくれている
舞台には、いろんな役が出てきますよね。赤ちゃんがいると思ったら100歳のおばあちゃんもいたり。オカマやオネエが出てくることだってあります。つまり、一つの舞台をつくるためのカンパニーには、芸歴の長短や年齢性別、関係なしに多くの人が集まります。
ベテラン役者もいれば、今回が初舞台という役者もいるわけです。
初舞台の役者からしたら、皆超出来る人たち。圧倒されますし、すごいなぁ、素敵だなぁと思います。
稽古が進むと、行き詰ることもあります。行き詰ると、周りと自分を比べてしまうことがあります。
・皆どんどんこなしていってる
・私に才能はない
・みんな可愛いし
・私が足引っ張ってる…
などなど、自己肯定感が下がっていってしまいます。だからこそ、自己肯定感を下げずに、
①上手い人からは盗む
②先を行く人は、未来の自分の後姿
と考えるのです。出来ない！と感じた時は、逆にチャンスです。上手い人には、「なにかコツはあるんですか？」と聞き、そして出来ている姿をみて、「私もああなるんだ！」と妄想する。
これだけでも、その稽古場での時間が、有意義に変わります。
あなたもレッスン中に、周りと比べてしまって辛くなってしまったら、ぜひこう考えてみてくださいね＾＾
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう～！
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