人前で話すことが、どんどん出来なくなってきている気がする…という方からお話を聴きました。大人になればなるほど、「話すような状況は徹底的に避ける!」という行動をとり続けたことで、人前で話すとしたら・・・と聞いただけで、ドキドキしてきてしまうのだそうです。
どんな子供でしたか?
ところであなたは子供のころ、どんな子供でしたか?
私は空想が大好きで、幼稚園生だったころ、風船で空を飛べるもんだと本気で思い、身体に風船をたくさん括り付けて、団地の坂道を猛ダッシュしてみた記憶があります。
他にも、三匹の子ブタがそれぞれの家を作っているシーンに憧れ、小枝を拾って糊でつけ、本気で秘密基地を創ろうとしたことも(笑)
子供の頃って、「いいなぁ」と思ったことをまずやってみる、から入りませんでしたか?そしてたくさん失敗して、時にはケガをして、多くのことを学びましたね。
大人は頭はいいけれど…
一方大人は、どうすると失敗するのか?これをするとどうなるのか?という想像力が発達しています。リスクマネジメントとも言われます。
とっても大切なことです。知っておくことで回避できる危険もたくさんありますよね。しかし、リスクマネジメントが出来る分、自分の可能性にも
頭の中だけで「難しい」と処理している可能性もあるということを、覚えておいてください。
例えば、先ほどお話しした、子供のころは、えいやーと飛び込めたのに、今は出来ない…といったこと。これも、頭が発達しているからです。リスクを考えてしまうからです。
役者脳ではこう考える
役者も、同じくリスクを考えてしまいます。例えば、
「こんな恥ずかしいセリフ、どうやって言えばいいの?」
「舞台で水着になるの?!…恥ずかしい、どうしよう。」
「嫌われ役をやったら、イメージ崩れるのではないか?」
などなど。しかし、飛び込むんです。稽古場でよく言われる言葉があります。
気持のいいところばかりでやっていたら、いつまでも変わらないよ。
つまり、ちょっと苦しい先に、新境地があるということ。私も以前、毎晩号泣するくらい苦しい時期がありました。何回やっても、「全然役を理解していない」と言われていたのです。
私に限らず、役者は悩みに悩んで、舞台に上がっていることもあるのです。そこには役者脳の思考パターンがあります。
「ちょっと苦しい」という感覚は、挑戦の感覚であると役者は捉えているのです。不快な気持ちの先には、成功があります。(※やりすぎには注意!)
挑戦した先に、新しい自分が待っていると信じて、芸を磨いているのです。
あなたも、どうしようかな…と悩むことがあったら、子供のころのように、えいやーっと飛び込んでみるのは如何ですか?
小さく踏み出したって、一歩は一歩。
あなたの挑戦を、応援しています^^
私も、小さく、どんどん挑戦しよーっと!
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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