人前で話す時、緊張し、心臓はドッキドキ、焦ってテンパって、急に不安になってきて…そんな時には、自分の身体の状態にフォーカスを当ててみましょう意図的に、身体をゆる~っとしておくのです。

 

緊張している時の身体を知っていますか?

あなたが緊張した時、
・背筋はどうなっていますか?
・脇の絞まり具合はどうですか?
・肩のあがり具合はどうですか?

 

普段、お友達と気軽に話している時と違い、緊張すると身体が変わります。先日、お化け屋敷を例えにしてお話ししましたが(まだの方はこちら)、人間の身体は、心の変化と連動して動いています。

だって、もしも受験を不安に思っている高校生が、空を仰ぎながら胸を開いて、ニコニコしながら「不安なんだよね」と言ったとしても、全然見えないでしょう?

同じ空を仰ぎながら「不安なんだよね」というとしたら、肩を落として、ぼんやりと「不安なんだよね」と言っている姿が自然でしょう。

 

つまり、あなたが緊張した時、身体も固く、緊張しています。その緊張している部分がどこなのかを知り、ほぐしてあげましょう。

 

気持にフォーカスを当てていると、余計に焦る

身体の緊張している部分をほぐしてあげると、焦点が心ではなく、身体にシフトチェンジします。緊張している時って、もう、どうしようもないですよね。ちなみに私が緊張している時、どうなるか。

・目の下のあたりがキュゥッとし、重たい
・吐く息が震える
・寒くもないのに、歯がカチカチしてしまう
・おでこが痛い
・肩が上がる
・息を吸うのを忘れる

こんな症状が出やすいのです。なので私は、まず、頭の中で地元新潟の浜辺を思い出し、そこでぼーっとする映像を流します。こうすることで、周辺音をシャットダウン(笑) 次に、呼吸を整えながら、肩をほぐしてあげます

回してあげたり、揺すってあげたり。痛くなるおでこは、クレンジングをするときのように、優しくマッサージ。固まった皮膚を、柔らかくしてあげるようなイメージです。ついでに目の周りも。

どこが、気持ちがいいかなぁ?と考えながら。そうすると、ずっと身体に意識を向けているので、緊張からくる不安や焦りが増長されません。

 

本番直前の役者は何してる?

役者さんは、実は体の仕組みをよく知っています。どうなると自分が変わるのかもわかっています。だから、本番直前は身体を温めていたり、呼吸を整えています。

私は敢えて、平然を装っていました。だから身体も極力リラックス。一番最初の登場まで15分以上待たなければいけない芝居の時は、舞台裏でとにかくゆる~っとしていました。「あともうちょっとで出番だ…!」なんて考えてしまうと、身体がこわばってくるから。

意図的に、身体をゆる~としておく。ちょうどいい塩梅に、あなたの緊張を、身体が解いてくれますよ。

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

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