成功哲学は演劇から学んだ。悩んでいたって舞台の幕は開く。

私は高校時代からずっと、演劇に関わってきました。最初は役者。大学も演劇学科。そのあと事務所に入って役者をやったけど、24歳で辞めました。

膝を壊して自由の幅が狭まってしまったのと、稼げなかったのもあります。もともと25歳で一度、続けるか辞めるかの選択をすると決めて進んだ道。第一の選択時期が来たら、ちゃんと考えると自分で自分に約束をしていました。(高校時代の友人は覚えていてくれた!)

だから24歳で辞めました。根本的に役者じゃない、演劇を使ってサポートをするのが好きなんだと、気づいてしまったからです。もう、自分が舞台に出ることはなくても、羨ましくはないな、というところまで、いってしまったからです。

 

運よく、高校の先生になれました。演劇の先生&事務員として、常勤することになったんです。ものすごくラッキー。ノーキャリアだった私は、本当にありがたかった。あと、「すごいなぁ」と思っていた人に「先生だなんて、生意気なことやりやがって」と言われたのが悔しかったのもあり、全力疾走していました。

それから3年半して、学校を辞めた。演劇の力をもっと広めたい、人前が苦手だけど先生になりたい人を応援したい、という気持ちが大きくなったから。

 

キャリアチェンジするとき、全部悩まなかったわけじゃない。夜も寝れないほど悩みました。一時は、顔がリンパ液でタダレるほど、ストレスでした。でも、全部演劇スピリットが救ってくれました。

 

 

Now on Stage

悩んでいたってね、舞台の幕は開くんですよ。
公演日は、決まっているから。

 

舞台の稽古中、毎日悩みます。楽しいけど、悩む。苦しいよ。

役の気持ちが分からない。演出家が言っている意味が分からない。そもそも私、どうなってんの?ここに居ていいの?と、悩みます。好きなシーンもあれば、超苦手なシーンもある。

でも、幕は開くんですよ。初日は止まってくれないです。

 

本番直前まで、吐きそうになっている役者。頭を抱える役者。本番でミスして涙目になるけど、次の登場では切り替えている役者。もう、様々です。

 

だから、悩んでいたって、閉じこもって何もしないだなんて、演劇の世界ではありえないんです。例え閉じこもったとしても、そこから役に使えるモノはないか~と探すわけです。ネガティブだけとポジティブ(笑)

それはやっぱり、初日は来るって覚悟があるからです。ホント正直に言うと、千秋楽の日に「あ、こういう事?!」とやっとわかったシーンなんて、たくさん。それに、やればやるほど、修正点なんて山ほど出てくるんです。

 

 

演劇はビジネスに使える

昔からの知り合いに聞かれました。
その成功哲学的なものとか、心理学的な感じとか、どこで勉強したの?

と。たった一言で答えられます。「演劇です」と。

 

演劇は、役者だけのものではないです。生活…特にビジネス面においては、ものすごい使えるんです。

 

☆役の行動=行動心理学です

☆人前で堂々とお芝居ができる=大勢の人がいても、セミナーが出来ます

☆台本を覚える=セミナー内容を覚えてアウトプットできます

☆台本を書く=セミナー内容を構成できます

☆舞台の受付をする=セミナーの運営ができます

☆舞台のチケットを売る=ファンづくりです

☆演出家からダメ出しをもらう=素直にセミナーのフィードバックを受け取れます

☆演出をする=セミナーがお客様にとって楽しくなるように演出できます

 

他にもたくさん。

 

作る→作る→悩む→作る→悩む→壊す→作る

 

この繰り返しなんです。演劇も、セミナーも。

悩みすぎて行動できません・・・。その悩みですら、正直ビジネスコンテンツになりますよ。悩めるって、幸せですよ。同じ悩みを持つ人と、共感できますから。

 

悩みを書き出したらいい。頭の中でぐるぐるしないで。

 

トイレで用を足すときも、ご飯を食べるときも、恋人と楽しく話すときも、全部役者は・演出家は、「なるほど、こんな感覚なのか。役に使えるな」と考えているのです。

セミナーをやりたいあなたも、同じです。あなたの生き様・行動・日常のすべてが、コンテンツに生まれ変わる可能性があることを、お忘れなく…。

 

演劇のエッセンスというのは、日常生活&ビジネスに使える最強のツールです。何を持って成功と呼ぶのかは、人それぞれですが、19歳でうつ病になった私からしたら、マイナスからプラスになりました。正直それだけでも、私の中では成功(笑)

すべては演劇から学びました。もちろん、本を読んだり、セミナーで勉強したりもありましたが、やはり、一番は演劇スピリッツ

 

悩んでいるなら、むしろ一歩踏み出した方がいい。軽い気持ちで。友人に会うもよし。理想のライフスタイルを送る人に会うのもよし。本を読むもよし。

すべてが、あなたのチカラになりますよ。

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

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