惹き込まれる話し方を学ぶ簡単な方法の一つは、バラエティ番組を見ることです。娯楽としてみるのではなく、観察する対象として見ることが大切です。今日は、観察するポイントでもある「司会者の観察」に絞ってお話をします。
司会進行=セミナー進行です
番組には必ず段取りがあり、台本があります。あなたがセミナーの先生になった時、自分でセミナーを進めながら司会進行の役割をすることもありますよね。
そんな時に必要な技術が、「では、シンキングタイムスタートです!」といった、進行の指示を出す時の声のトーンです。
バラエティのひな壇にいる人たちに向けて、そして視聴者に向けて、「ここから場が変わりますよ~」という合図を出す言葉、司会者からよく聴きますよね^^ この一言に、聴き手の心をつかみ、惹き込ませるヒントがあります。
場が変わるという指示をどう出すかで、生徒さんたちの士気が上がったり、逆に下がってしまったりするのです。
強弱・トーン・間の使い分け
司会をする人は、強弱・トーン・間の使い分けが非常に上手です。
「では、シンキングタイムスタートです」という一文を例にしますね^^ もしよければ、携帯のボイスレコーダーなんかを片手に、実験してみてください。
まず、何も考えずに「では、シンキングタイムスタートです」と言ってみてください。
続いて、
「では!/シンキングタイム/スタートです!」
太文字の部分は、強めに。
斜め文字の部分は、にっこり笑らって、声のトーンを高めに。
/は間をあけて。
言ってみてください。
如何ですか?これだけでもかなり印象が変わります。司会は、主役になってはいけない存在。セミナー講師だって同じです。講師が主役ではなく、学びに来た生徒さんが主役ですよね。
でも、スケジュールの進行や、生徒さんのテンションを上げるも下げるも、惹き込ませるも、すべて講師次第です。
講師が率先して、生徒さんの気持ちを盛り上げなければ、聴き手である生徒さんは飽きてしまったり、ワクワクすることが出来ません。
毎日テレビをつければ、何かしらバラエティー番組がやっています。ぜひ、観察してみてください^^
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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