私はよく、友人の結婚式でスピーチをさせていただきます。でもね、私、あの形式ばった感じが苦手で。ネットで調べると、論文か?と言ってしまいたいほど、堅苦しいったらありゃしない。
もちろん友人には許可をとりますが、私は、「フォーマル→笑い→感謝→笑い→感動→笑い」しか伝えません。なぜなら、形式ばったスピーチで原稿を読んでいるだけでは、目の前の豪華な食事に負けてしまうから。
私が大好きな友人の「最高に良いところ」と思っているポイントを、大勢の人に伝えられ絶好のチャンスだと思っているので、ウケることしか考えていません(笑)祝いの席だもん。変なことを言うわけではないし、笑っていた方がいい。
披露宴会場から出るとき、両家のご両親と、親族や、友人たちにお声をかけていただくことがあります。必ず1回は「お笑い芸人やってたんですか?」と言われますが(笑)
でも、その中で1つ気になるのは良かったと思う点を具体的に言える人が少ないということ。具体的にどう良かったのかを、分析しないんです。これは普通の聴き方。
でも、生徒さんの前で話すなど、自分の話し方に意識を向け始めているあなたは、分析する立場にならなくてはいけません。ずっと聞いている側ではなく、情報を発信する側になるので、少しずつでもいいから、分析をしていかなくてはなりません。
最初はどんな小さなことでも構いません。例えば、
◎話す内容をシッカリ考えて練習した感じがある。
◎緊張しているけれど、花嫁に伝えようとしている。
◎話そうとしている意識が見える。
などなど、小さなことでもいいのです。普通の聴き方から、プロの聴き方にチェンジしていかなくてはなりません。それでないと、自分の授業のやり方を、改善できなくなるからです。最初は、何が良くて何がダメなのか分からないと思います。しかし、ちゃんと良いポイントを具体的に見つけようとするだけで、見え方が変わってきます。
まずは人の良いところを見つけるところから。そして、良いなと思ったら自分にも取り入れてみます。この繰り返しが、生徒さんの前や、保護者・上司の前で話すあなたの喋りを改善するのです。
そして、自分の喋りも、良いところをたくさん見つけてから、もうちょっとポイントを見つけてください。最初から悪い点ばかり見つけていくと、気持ちが落ちます^^;
プロの聴き方は、悪い点を見つけるのが上手なのではなく、良い点を見つけることが上手で、分析できること。もっと、自分の良いところを見つけてあげたらいいのです。
人前で話すことは未来を切り拓く
それではまた次回お会いしましょう~!
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