セミナー講師に必要なのはいい声よりも伝わる声

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「以前、『地声の小さい人が、声を大きくする方法』をリクエストさせていただいたTと申します。先日の、声を安定させる方法も実施し、少しずつ地声のボリュームが改善されてきました。今回の声枯れネタも取り入れ、これからも声質改善を頑張ります！」

との声をいただきました！！ありがとうございます＾＾

他にも、声枯れコラムを早速実践してくださった方から、「効果がありました！」とのコメントもありました。

とても嬉しいです。やってみる大切さを、私自身も改めて実感いたしました。さて、今日も声シリーズでいきたいと思います。今日のテーマは、「いい声を出すことが、目的ではない」です。

声はツールである

私が

・腹式呼吸をしよう
・声を体に響かせよう
・呼吸を大切にしよう
・身体を整えよう
・声を枯らさないためにはどうするか

など、声の話をするのは、「いい声」を出してほしいからではありません。あなたのセミナーが、よりお客様にとって

・聞き苦しくなく
・分かりやすく
・約２時間楽しめる
・ちゃんと学べる
・飽きない

というものになってもらいたい、という願いから声についてのお話をしています。なぜなら声というのは、あなたの知識や経験を語るために必要な、ツールだからです。

いい声よりも、伝わる声

あなたのノウハウをお客様に届けるには、「伝わる声」を出さなければなりません。「伝わる声」とは、

・一番後ろのお客様まで届く
・聞き取りやすい音量
・聞き取りやすい滑舌
・話内容にあっているトーン
・リアリティーのある声質

です。男性だと大和田伸也さんのような～とか、女性だったら真矢みきさんのような～とかよくお聞きするのですが、お二人とも上記のことを既に踏まえた「伝わる声」をお持ちだからです。

あなたは、あなたの声帯から発せられる声の中で、「伝わる声」を出せばいいのです。声は指紋と同じで、声紋があります。つまり、あなたの声は、全世界約７０億人の中で、オンリーワンの声なんです。

コンプレックスもあるかもしれませんが、あなたのにしか出せない声です。似た声質を持つ同じ血が流れている姉妹だって、声紋は違うんです。あなただけの、伝わる声。大切にしましょうね。

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう～！

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