セミナー開催を自分でやってみたい・・・・と思っても、いったいどうしたらいいのか分からない。
どうやってセミナーを作ったらいいのか、どんな風にお客様に伝えたらいいのか分からない。
仕事上、自分の技術がウリになっていて、講義型のセミナーの作り方が分からない。
そんな時には!まさに朝ドラが役にたつんです^^
セミナーをどう構成したらいいのか、分からない
トレーナーさんはノウハウは、あります。技術だって、あります。でも、そこからどうやって‟伝える構成”にしていくかが難しいんですよね。
昨日コンサルを受けてくださった、起業準備中の櫻井さん。櫻井さんは、元陸上選手で、速く走るコツを教える専門家です。
櫻井さんの場合、お悩みの一つとしてまさしく、
・セミナーの構成がわからない
をお持ちでした。
ちなみに櫻井さんのお話って、
「確かに!」「そうだったんだ!」というポイントがたくさん。
「そういう練習をすると、速く走れるようになるのか!」と聞いている私も前向きな気持ちになるくらいでした。
櫻井さんのお悩みでもあった、構成方法。これって私が数行前に書いた「確かに!」「そうだったんだ!」をどう組み合わせていくかで、かなりお客様への到達度が変わるのです。
ロミオとジュリエットを思い出して
「ロミオとジュリエット」。演劇の中でも有名な悲劇ですよね。
でも、ロミオとジュリエットの内容って、ずっと悲劇だったでしょうか?
答えはNOです。
その理由は、ロミオとジュリエットの話の中には、私たち観客の心を動かす、‟起爆剤”が緻密に計算されているからです。
例えば有名なシーンは、やはりバルコニーのシーンでしょう。
「ロミオ、あなたはなぜ、ロミオなの?」
そして、バルコニーをよじ登っていくロミオ。(え?よじ登っちゃうの?!)ここで観客の心は、恋愛特有の甘酸っぱい気持ちや、切ない気持ちにさせられるのです。この気持ちがなければ、最後にロミオの後を追ってジュリエットが自殺するシーンに、観客の心は動かされません。
そしてもう一つ大切なのが、ラストに「ジュリエットが死んだと勘違いしたロミオ」。実はジュリエットは、仮死状態になる薬を使ったのですが、その計画がロミオにちゃんと伝わってなかった!という、まさかのミス!!!
おいこら!ちゃんと伝えろや―――!!!
と、私は思ってしまいました。ちょっぴり皮肉で面白い。
つまり、悲劇であると言われる題材にも、ちょっとした喜劇的要素は含まれるもので、それがお客様の心の‟起爆剤”になるのです。
これが、演劇や、ドラマの台本の構成なんです。ちゃんと、計算されているのです。
先ほどの櫻井さん、私の「え?!そうなの?」は、起爆剤です。ただ単に説明をしていたら、聞いている方も疲れてしまいますし、飽きてしまいます。
なので、「え?そうなの?!」エピソードを盛り込んで構成してあげるのが、構成のポイントです。
盛り込み方は、朝ドラから
演劇の台本を読んで構成の勉強をするのは大変ですが、簡単な方法は、NHKの朝ドラ。たった15分で、笑いあり、涙あり、期待感あり。これほどセミナー構成のエッセンスが詰まったものはありません。
ぜひ、そんな視点からも、ドラマや映画、そして演劇を、見てみてくださいね♪
ちなみに櫻井さんからは、
「本当に自分のやりたいことが、明確になりました。早くセミナーを実践したくなります。自信をもてます!」
とのご感想をいただきました♪ありがとうございました!
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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