人前克服トレーナー海野美穂です。
先日、フェイスブックで、「最近講義中に声が枯れてしまいます」とのコメントをいただきました。ちょうどその時のコラムは、腹式呼吸についてのお話でした。
声が枯れてしまう理由の一つとして、今日は、あごと首の位置関係についてお話いたします。
夢中になるとつい…
お話をしていて、一生懸命になるとどうなるか。ついつい前のめりになってしまうことです。
こんな感じに。声を出そう、届けよう!という意識が、あごや首を前に突き出してしまうことにつながってしまうのです。
図の中にも記入しましたが、あごと首が突き出てしまうと、声を出すときにとっても苦しい状態になってしまうのです。
ホースを思い出してみてください。お水を勢いよく、遠くまでかけたい時、あなたはどうしますか??
ホースの口を、指で押してすぼめませんか??
そうすると、蛇口を開かなくても、水の勢いが増して遠くまで飛ばすことが可能ですね。しかし、ホースの口はつぶれています。
このつぶれたホースの口が、あなたの喉の状態と同じだと、思ってください。遠くまで声を飛ばそうと一生懸命になり、上の図のような姿勢になると、喉を絞めてしまう原因になるのです。
その場では声が出たとしても、すぐに枯れてきてしまい、長続きしない原因となります。
正しい姿勢を覚えましょう
こちらが正しい図です。胸とあごの間は、自分の指三本が縦にピッタリと入るくらい開けます。そして、耳が肩のちょうど上あたりに来る姿勢が、喉に負担をかけない姿勢です。
セミナー中に、「あれ?声が枯れてきた?」と感じたら、この姿勢を思い出してください。焦らず、まず、正しい姿勢を取ってみてください。すぐに、喉が楽になるのがわかりますよ♪
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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