人前克服トレーナー海野美穂です。こんにちは!

参院選に、都知事選。右も左も選挙演説な今、人前克服トレーナーの私としては、楽しくなってしまう時期でもあります。なぜなら、連日ニュースで選挙演説が流るから!!!

その演説は、私にとって、毎晩パフォーマンス分析が出来るようなもの。昨日もニュース映像を何度も巻き戻して観てしまいました(笑)ウハウハです(笑)

昨日のニュースで、愛知選挙区が特集に上がっていました。4つの議席を9名で争う激戦区!各党が力を入れているのが良く分かります。

そんな中、なんと女性が4名も立候補。立候補者の約半分が女性でしかも4人とも全員新人候補者という、なかなか面白い展開です。

先日、人のパフォーマンスのどんなところを見ているのか?という質問をいただいたことを受けて、今日はニュース映像から見えてきた、話し慣れているベテラン党員と、慣れていない新人候補者の違いを、表にしてみました!

 

 

新人
ベテラン

手の
動き

ほぼゼロ。
マイクを両手で握っているか、片手が肩よりも下の位置にある。
片手をアピールのツールとして、効果的に利用。
必ず頬骨よりも高い位置で、強調したいフレーズに合わせて動かす。
身体

動き
正面のみ。
左右を見たりするが、振り幅の角度が狭い。
30度くらいの振り幅しかない。
45度以上、左右に身体を振って話をする。
上下にも話の内容に合わせて身体を動かす。
1フレーズごとに、変化を身体で出す。
声の
距離感

 

5メートル圏内で話す印象。
50名くらいが目の前にいるような距離感で話す。
100メートル圏内で話す印象。
500名はいるイメージ。
声の大きさのみならず、画面の向こうに有権者がいると意識している投げかけ方をする。
言葉のインパクト 弱い。
フレーズの言葉すべてを強調してしまっているか、逆に強調しきれず、文字の羅列をただ読んでいる印象に聞こえる。
強い。
フレーズの中で最も伝えたい1ワードを把握し、際立てるように計画的に話している
真実味が強い印象を受ける。
瞬き 多い 少ない

 

 

他にもまだまだいっぱいあるのですが…。載せきれない(涙)
そんな中でも特に印象に残ったパフォーマンスをしたのは、公明党の山口那津男代表。

「与党の中で貴重な力であります」

というフレーズを伝える時です。

まずフレーズの頭から、
右手を頬骨近くに挙げ
「与党の中で」まで言い切ります。
「貴重な力」の「貴重」の所のみ、
“きちょう”という音に合わせて手を動かす。
そして、「な力であります」の約2秒をたっぷり使って、静かに右手を降ろしたのです。

 

無駄な動きが一切なく、美しい!

 

また、何を伝えたいのかが明確で、自然で、説得力がありました。

今日はザックリとしかお伝えできていませんが、たった7~8分の特集でも効果的なパフォーマンスが見えてきます。

授業の中でも、「ここは聞かせたい!」と思う個所があるなら、政治家の選挙演説を真似てみるのもアリです。説得力・インパクト・印象力・誠実さ、どれを取っても授業に必要なポイントです。

選挙の時は議員の皆さん、普段の国会よりも、はるかに力を入れて話しています。あなたの授業にも使えるパフォーマンスが、たくさん学べますよ♪

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

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