人前で話すとき、気が付いたらつい、やってしまうこと
人前で話すときに、レジュメを持っているとずっとレジュメを見ながら話してしまうことがあります。
先生となって、初めてセミナーをやるときも、陥りやすい現象です。話す順番や、スライドの順を確認するくらいならばいいのですが、自分の自己紹介までガッツリ見てしまう…!なんてこともありますよね。
レジュメに頼りたくなるのは、そこに答えが全て書いてあるからです。私たちは「完璧な正解」に対しては、とてつもないくらいの信頼を置くのですが、王道の正解から一瞬ずれた瞬間に恐怖を感じます。
本当は、すべての内容が、しっかりと身体に入っていれば、言葉が練習と違ってしまっても、そのままスルスル先へ進めるのです。しかし「完璧な正解」の文言と違ってしまったとたんに、
・つっかえたり
・焦りが出てきたり
・頭が真っ白になったり
などの症状が現れてしまいます。
さらに、ずーっとレジュメばかり見ている先生は、生徒さんからするとどのように感じるでしょうか。初めてなのは考慮したとしても、やはり人前で堂々と話している先生の方が、生徒さんも安心感を得ることが出来ると、感じませんか?
話すと決めた内容を膨らませる
セミナー本番で、ずーっとレジュメを見てしまわないように、話すと決めた内容をどれだけ膨らませられるかの練習を取り入れてください。
(例)ボールペンとフリクションペンの違い:消せるか消せないか、公式文書、熱に弱い
もしもあなたが、ボールペンとフリクションペンの違いを生徒さんに説明するとしたら、レジュメはこのくらいの分量で抑えておくのです。
あとは、このキーワードをつないで話していく練習をするのです。若干の語尾が変わったり、順番が変わることもあるでしょう。その変化に、慣れておくのです。
さらに、キーワードがこれだけしかないということは、肉付け作業を頭の中でしなくてはいけないということです。
この思考回路に慣れておくと、間をつなぐことにも強くなれます。その場にあるもので話をつなげることが可能になるので、即興的なお話が可能になり、より自然に話すことができます。
これは、役者もよくやっています。万が一、セリフを間違えてしまったとしても、お芝居がそこで死んでしまわないように、物語の内容にそって話せるところまで、セリフと役を身体に落とし込んでいます。
レジュメは、ある意味お守りみたいなもの。必要な情報のみを載せて、そのキーワードさえ与えられれば、私はそのことについてコンパクトにまとめてお話しすることができます!というレベルを目指すのです^^
幸い、自分のセミナーならば、「セリフを間違える」ということはありません。全部、自分がチョイスした言葉ですからね♪その代わり、目に飛び込んできたキーワードを、自分の言葉で説明が出来るようにし、落とし込みましょう。
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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