第一声だけでパッと今までの空気を変えてしまう人がいます。それまで沈んでいた会議室も、急に新しい風が吹いたようになり、参加している人もボンヤリしていた頭が、シャキッとよみがえる。

こんな経験は、ありませんか?

 

第一声だけでその場の空気を変えてしまう人には、共通点があります。それは、本人の最低ラインのエネルギー値が高いといいうことです。

 

エネルギーとはなにか?

エネルギーとは、インパクトに近しいものであり、どれだけ自分の存在意義に価値を置いているのか、ということです。生命力でもあります。

エネルギーにはプラスのエネルギーとマイナスのエネルギーの2つがあります。どちらも非常に強い力を持っています。マイナスのエネルギーが強い人にも、人間は惹かれます。でも、影響力を持ちたいと感じているあなたは、プラスのエネルギーで空気を変える必要があります。なぜなら、マイナスのエネルギーは一時的なものであり、相手を疲弊させる可能性があるためです。

 

では、会議中に自分がしゃべることで、空気を変えてしまうエネルギーを出すには、どうしたらいいのでしょうか。

まず大切なのは、自分の半径1mほどの空間の空気が、すべて自分のエネルギーで満たされていると感じることです。その後、発言をするときには半径1mの空気ごと、発信先の相手に届けるイメージをしながら、話すのです。

第一歩としてこの空気を届けるイメージの習慣化が必要です。感覚で、だいたいこの位に空気があるな…を感じることからスタートです。たった一つの意識を変えるだけで、あなたのエネルギーは変わり、相手が受け取る印象もすべて、変わってきます。

 

あなたの発言で空気を変えたいなら、まずはしっかりと、自分の存在意義を確認し、自分の半径1mの空気を相手に届ける意識を確立することです。エネルギーを放つ意識を、持ちましょう。