人前で話をするとき、「堂々としているように見てもらいたい!」と思う方には、普段の歩き方を変えてみるのをおススメします。
何で歩き方????
なぜ、歩き方を気を付けたいのか、それは、ただ単に姿勢だけを堂々と見えるように矯正したとしても、動いている間にその姿勢が崩れてしまう可能性があるからです。
人前で話すとき、ピタッと止まってお話しすることって、案外少ないもの。それに、「身振り手振りをつけたいなぁ」という願望っだってある。
姿勢だけを矯正しようとすると、慣れないと動きづらくなります。「これが正しい姿勢ですよ~」と言われると、いつもと違う筋肉を使っているため、身体が違和感を覚えます。
そして、動いた瞬間に、その姿勢は崩れてしまうのです。
姿勢を矯正することはとても大切ですが、そこに「歩く」ことをプラスしてあげるだけで、動きのある矯正を行うことができるのです。
歩き方ひとつで、印象はガラリと変わる
ではなぜ、役者脳で歩き方が出てくるのか。それは
役者は、演じる役によって、歩き方も変化させている
からです。今回は、「堂々としているように見てもらいたい」という願望にフォーカスしました。もしも役者が「堂々とスピーチをする役」をもらったとしたら、政治家の歩き方や、会社にいる上役の人の歩き方などを観察するでしょう。
歩幅、軽やかさ、歩いている時の目線、手のふり幅など、堂々として見える要素があるからです。
ちなみに堂々としているように見せるには、この3つを意識しましょう。
・歩幅は広めに
・踵から着地し、しっかりと地面を捉える
・胸から糸がまっすぐ伸びていて、少し引っ張られるように
これだけでかなり変化がでます。
また、実は心の変化と歩き方の変化はシンクロします。想像してみてください。あなたが好きな人へ告白しに行ったところを。
もらったお返事によって、歩き方は変わると思いませんか?
「俺も好きだよ」と言われたら、間違いなく浮足立つでしょう♪その場で軽やかに踊れそうなほど、すいすい歩けるよね♪
「ごめん」と言われたら…。足枷をはめて歩くような、背中に5人くらい人が乗っているかのような…そんな歩き方になるでしょう。
このように、心と、歩き方はシンクロするのです。役者はそれを知っていて、歩き方も変化させようと、努力をします。
気持ちが変われば、それに乗っかって出てくる声も変化しますので、堂々とした歩き方が出来れば、自ずと声や表情にも変化が現れます。
あなたも是非、歩き方を変えてみて、自分の気持ちにどんな変化が現れたのか、観察してみてくださいね!
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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