人前で緊張しない方法
人前に出て話をするとき、話している時よりももっと緊張しているのは、話す前の時間帯です。「これからセミナーがスタートする」と思うと、緊張が高まってきますね。
人前で話している時に緊張して頭が真っ白…という人の多くは、話す前の時間帯からの緊張をそのまま、引きずってしまっていることが多いのです。
では、話す前の時間帯に、どうしたら緊張がほぐれるのでしょうか。
やることを作っておく
話す前の時間帯、ただただジーっと待っていたのでは、そりゃぁ緊張が苦しみに変わります。それにじーっと待つ時間帯って、恐ろしく長い。そして焦って「あぁどうしよう、どうしよう」と不安なことばかり、考えがちです。だから、本番にも引きずってしまうのです。
なので、考えられない状況を意図的に作ればいいのです。考えていられないほど本番3分前くらいまで、身体を動かしながらチェックする…など、やることを作っておくのです。
一例をあげます。
①会場の広さをシッカリ確認
②お客様の人数を把握
③マイクは手持ち?ピンマイク?スタンド?
④お客様がいらっしゃる時間帯の天気を知る
などです。
①の会場の広さは、広さを知っていれば話している時の目線の配り方、どのくらいまで声を届けるのかをイメージできます。
②お客様の人数は、100人なら100人のイメージ。30人なら30人のイメージで、なんとなく自分が話している時に見えている景色が分かります。先にこれから見るであろう景色を想像しておくことで、人前に出た時の急激な緊張や焦りを、緩和することができます。
③マイクの種類は重要です。以前生徒さんで、身振り手振りが上手な方がいらっしゃいました。普段から、コミカルに動くタイプの方です。しかし、本番のマイクはワイヤレスの手持ちマイク。いつもの感じで話してしまっては、マイクが口元から離れてしまい、声が拾えません。マイクの種類が分かっていれば、自分のパフォーマンスを決めることができます。また、当日に変更されることもあり得るので、しっかりと確認をしてください。
④天気は非常に重要です。例えば雨が降っていたとしたら、水滴で客席が湿ったり、タオルで身体を拭く方もいらっしゃるでしょう。偏頭痛になる人もいます。女性のお客様なら、なおさらです。天気1つで、お客様の元々の気持ちも変化します。
このように、本番を待っている間に情報を仕入れておくだけで、冒頭のお客様への第一声が変わります。また、あなたもやることがあるので、ただ待っているだけの状態にはなりません。緊張して不安なイメージを頭で作っている時間はありません(笑)。
ぜひ、本番前の時間を、有効に使ってみてくださいね♪
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回お会いしましょう~!
人前克服トレーナー海野美穂
(うんのちゃん)
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