人前で頭が真っ白になる瞬間って、どんな時でしょうか。
・いきなり質問をされた
・自分が順番を間違えた
・パソコンが突然シャットダウン
などなど、予想外のことが起きたとき、頭はフリーズし、何を話していいのか、分からなくなります。さて、そんな時どうするか…。
ヤバいって言葉を頭で呟かない
まず、「ヤバい」「まずい」「終わった」という言葉を、頭で繰り返さないことです。繰り返せば繰り返すほど、言葉に引っ張られ、あなたの頭はどんどん冷静さを失っていきます。
別にお腹がすいてなかったはずなのに、夕飯のメニューを見たらなんだかお腹がすいてくるように、言葉からくるイメージの影響というものは、非常に大きいのです。
頭が真っ白になって「ヤバいヤバいヤバい、なんだっけなんだっけなんだっけ…」と思えば思うほど、言葉は出てこなくなります。
すると次第に、
・恥ずかしい
・苦痛だ
・失敗した
・情けない
など、感情が伴ってくるため、今度は立ち直れなくなってきます。そして、最後まで引きずってしまうのです。
日常的に脳を混乱させる練習をすること
頭が真っ白になるという状態は、脳の情報処理が追い付いていない状態です。パソコンが容量不足でフリーズするのと同じです。パソコンだって、フリーズしてから元に戻るまで、時間がかかります。
でも、私たちはパソコンではありません。最初から、フリーズしづらい頭と身体の準備をすることが可能なのです。
そのためにも、1日に1回くらいは頭をフル回転させる状態を作ってあげることをお勧めします。
例えば、
「ごらいてん ありがとうございます。また おこしくださいませ。」
を逆さ読みしてみてください。意外とスラスラ言えないものです。きっと、何回か繰り返さないと、途中で複数回「ん?」と言いながら文字を凝視するでしょう。
脳が、予想外の展開に「??」と混乱しているからです。
嫌なことを避けたい私たち。日常生活でパニックなんて起こしたくないです。私だって嫌だ(笑) だからこそ、例のように「文字を逆さから読む」など、ちょっとした工夫で、日常生活から脳をトレーニングしてあげるのです。
役者は稽古場で
意図的に相手がセリフをまったく言わない状態にし、どうやってその場を乗り切るか
という訓練をすることがあります。ああ、地獄。内心、「うわ、どうしよう」と思います。
稽古だって分っていますが、焦りますし、心臓だってバクバクします。それでも、なんとか芝居をつなごうと、試行錯誤するのです。
これと、同じですね^^ 稽古場が今この場に無いからこそ、日常生活の中で、ちょっぴり工夫してみてください♪
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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