セミナーなど、人前で話すとき、レジュメをしっかり覚えたはずなのに、なぜか本番でスラスラと言葉が出てこないことがあります。一生懸命練習した時ほど、悔しいですよね。そんな一生懸命なあなたの練習に一つプラスして欲しい方法があります。
お客様の詳細をリアルにイメージして行う練習方法です。
一瞬の、何だっけ
本番直前まで、一生懸命ぶつぶつ呟いて、いざ本番。一度お客様の前に出て、喋りだしたはいいけれど・・・一回つっかえたら、またつっかえ、なんだかんだでスラスラ言えなくなる現象がありますね。
これは、目の前の現象に単純に脳みそがびっくりしているからです。
人前で話すとき、脳みそはとても多くの処理をしています。今までは自宅で練習していたでしょう。その時の視覚的情報量を、思い出してみてください。
目の前にはテーブルがあって、椅子があって、パソコンと本棚と…見慣れた景色ですね。しかし、セミナー本番はどうでしょうか？
お客様がいて、いつもと違う壁の色、いつもと違うテーブル、パソコン台だっていつもと違う。それにお客様が入ることで、脳みそは処理に大忙し。混乱するのも当然です。
お客様の想像の仕方
さて、こんな時におススメな練習法は、お客様の詳細をイメージすること。あなたにイメージしてほしいのは、かなり細かい詳細です。
・一番前の席にはどんな人がいますか？
・その人は、どんな髪型ですか？
・男性？女性？
・服の色は？
・右利き？左利き？
・体型は？
・あなたを見る表情は？
ここまで細かくイメージしてほしいのです。そして、いつも通り、セミナーの練習をしてみてほしいのです。
こうして細かくお客様をイメージすることで、一つの「想定」が生まれるのです。すると、実際にお客様の前に立ってお話をしようとするときに、以前「想定」した現象が目の前にあるので、さほど驚かずに済むのです。
また、このイメージによって、あなたの目線の動かし方も練習することができます。実際にどんな人が何人ぐらいいるかを想定するので、どのあたりに目線を配ろうか、決めながら練習も可能ですね。
人前でスラスラと話をしたい時には、練習中に細かくお客様のイメージをしておく。これが、秘訣です♪
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