話が面白い人、面白くない人
人前克服トレーナー 海野美穂です。こんにちは☆
お話を聞く機会はたくさんあります。そして、どんな時でも“話が面白い”と感じる話し手と“つまらない…”と感じる話し手に分かれます。興味のあるテーマだとしても、つまらないものはつまらない(苦笑)。あくびを噛み殺すのに必死になったりして。
話が面白いと感じる人って、その場の空気をぐぁぁぁっともっていきますよね!下を向いていた人も、思わず顔をあげます。話が面白い人の話し方はまず分かりやすい。そして、ちょっとしたユーモアも入れる。フレーズも短いから、理解しやすい。
でも私は、これだけではないと考えます。話が面白い人は、必ず、あることが共通しているんです。
パフォーマンス力が高い
人は、本能的に伝えられていることを理解する順番を持っています。
視覚情報:表情・動き…55%
聴覚情報:声のトーン、大きさ…38%
言語情報:内容…7%
聞いたことがある人もいるでしょう。メラビアンの法則です。アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱しています。
こんなことはありませんか?
母「片づけなさいって言ったでしょ」
娘「聞いてた。わかってる。」
(母を見ず、貧乏ゆすりをしながら、低いトーンで早口に)
母「全然わかってないじゃない(怒)」
この娘ちゃんが示しているように、話の内容よりも、声のトーンよりも、一番お母さんをイラッとさせているのは、視覚情報(娘ちゃんの態度)なんです。
話が面白い人は、ボディーランゲージとも言われる、身振り手振りや表情のパフォーマンス力が高いという共通点があります。
お笑い芸人は全力で動く
話が面白そうな人と考えると、お笑い芸人が浮かんできます。ネタは、一般の人が考えるよりはるかに面白い。言葉のチョイスも良い。しかし、台本になっていれば私たちにも真似することは可能です。でも、面白くならないのは、
お笑い芸人は全力で動くから。
全く動きがないネタをやる人でも、表情は必ず作ります。渡辺直美さんのビヨンセネタが鉄板で面白いのも、「動きと表情」「見た目とのギャップ」ですよね。だって渡辺直美さんはあのネタで、言葉どころか、声さえも発していないんです。
私たちは、自分で思っている以上に、話し手のパフォーマンス力に影響されています。今度、「この人のお話面白い!」と思う人に出会ったら、ぜひ観察してみてください。表情や動きが、明らかに違いますよ♪
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた明日、お会いしましょう~♪
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