人前で話すことが苦手でも、やりたいなら、やろうよ。と、本気で思った。

人前で話すことが苦手だとしても、セミナーを開いてみたいと思っているなら、思い切ってやってみた方が良いです。

後悔しないために。

この時間は、二度と戻ってこない

なぜ、こんなことを言うのかというと、先週とてもお世話になった演出家が突然亡くなり、葬儀に参列してきたからです。

なんとなく今週の私は、一つ違うスイッチが入っているような感覚でした。

今まで、お葬式に出たことはありましたが、ご遺体に触れたのは今回が初めてでした。その感触がまだ忘れられず、気持ちが落ち着かなかったのもあります。

演出家の方は、本当に突然亡くなってしまいました。たった４５時間で逝ってしまわれたのです。

４５時間。２日間にも満たない時間です。

その話を、演出家のお父様からお伺いし、お父様は私に「気を付けるんだよ。いつどうなるか、わからないんだからね。後悔しないようにね。」とお話ししてくれました。

「やりたい」と思っていて、自分で動かないでいるのは、それは「やりたいこと」ではありません。

「やりたい」と思っていて、どうにかしたいからとりあえず、本で勉強しようとか、セミナーに参加してみようとか、家で練習をしてみようとか、少しでも行動に移せているのなら、「やりたいこと」です。

人前で話すのが苦手だけれど、セミナーを開くのが夢で、少しでも行動しているのであれば、やった方が良いです。例え後悔したとしても、「やらないでする後悔」ではなく、「やったけど後悔した」の「後悔」にすれば、次に進めるからです。

この言葉は、約一カ月の稽古で、何度も何度も言われた言葉でした。

私は今まででやったことのないタイプの役を演じることになり、稽古の１／３以上を怒られて過ごした気がします。ついていくのに必死でした。そして、怖かった…！怯えましたね＾＾；

本番直前に何とか「こういうことか！」というところまでもって行けたのですが、次に要求されたのは、セリフを言いながら、まったく別の言葉（しかも漢字）を筆で短冊に書け。という演出＾＾；

頭は大混乱でしたが、

「お客さんは、同じものなんか求めてないから。この瞬間は今しかないんだから、思いっきり遊んだほうがいいよ。」

という言葉に背中を押されていました。

そう。人生一度切りなんですよね。どんなに戻りたくても、過去には戻れない。ドラえもんと出会わない限り。

だから、セミナーをやりたいのであれば、やった方が良い＾＾　本当に、心から、そう思うのです。

大切なことを教えてくれた、演出家の先生。だけど、自分だけ突然逝ってしまいました。ただ、私が前に進んでいないと、絶対に天国からドヤされるので（笑）、後悔しないように、私も生きていきたいと、強く感じるのです。

今日のコラムは、いつもとちょっと違うけれど、これを書いたことに一切の後悔は、ありません＾＾

先生、ありがとう。

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう～！

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