人前で話をするとき、常に誰に対して話をしているのかを意識してみると、相手に響きやすくなります。

 

先日、友人の結婚式で面白い現象が起こりました。私の大好きな、尊敬している友人Iちゃんの結婚式での出来事です。

 

話せば職業がわかる?!

私とIちゃんは大学の同級生。私は、先生という仕事に熱心に取り組み、周りの人への感謝を常に忘れないIちゃんが大好きな訳です。

IちゃんとIちゃんの旦那さんは、ともに学校の先生です。Iちゃんの結婚式には、職業柄、学校の先生が多く出席されていました。その中で「なるほどな」と感じたのは、

 

校長先生がお話をなさると、なぜかみんな、背筋が伸びて、全校朝会のような雰囲気になったことでした。

 

高校で働いていた私には、とても懐かしい雰囲気でありました。

そして、普段誰に対して話しているのかが明確になっていると、こうも会場の雰囲気を変えるのか・・・と感動したものです。

 

普段の喋りが、一体どんな人に向けての喋りなのかを知る

私たちは、人前で話をするときに、誰に対して話をするのか、感覚でわかっているところがあります。例えば、3歳児にあなたが話しかけるとします。こんな風にいいませんか?

 

「お名前は?」「いくつ?」「絵本が好きなの~?」

 

しかも、、なるべくゆっくり話そうとしていませんか?なるべく簡単な言葉を使おうと、しませんか?そして、3歳児の言葉を、一生懸命聞き取ろうと、努力しませんか?

 

3歳児という、極端な例を出しましたが、誰に対して話しているのか、を明確にするだけで、あなたの話し方、態度が変化し、言葉のチョイスも変わるのです。

 

これは、無意識に自然にやっているものです。ということは、それが身体に馴染んでいることにも気が付きづらい、ということも言えるのです。

 

だから先ほどの校長先生の例が成り立つのです。学校で全校集会を経験してきた私たちだからこそ、校長先生の話と聞くだけで、背筋ピーン現象が起きたのと、校長先生の話し方がまさしく、全校集会の話し方だった、という環境の掛け合わせが起こした現象でした。

 

 

 

目の前にいる相手は、どんな方なのか?

目の前にいる相手に響きやすく話せるようになるためには、キーワードを推測しながら話すことが大切です。

 

人はそれぞれ、刺さる言葉というのが違います。私は28歳(もうすぐ29歳)で、新潟県出身、セーラームーン世代、ラグジュアリーなものや、大人っぽいワンピース、ハイヒールなら8センチのパンプスが好きです。

かたや、同じ28歳でも男性だったら、東京出身、好きなキャラクターもドラゴンボールだったり、かっちりとしたスーツスタイルが好きだったりすれば、共感できるポイントが変わってくるのです。

 

普段なにげなく使う言葉、何気なく選ぶもの、それはすべて、あなた基準の物であり、相手が好むものではないということを、念頭に置いておくことが大切です。

 

そして常に、誰に対して話しているのかを明確にする、というのは、このことであり、仮にあなたが選ばない言葉が聞こえて来たらチャンス。新しいジャンルを自分の中に作り上げて、セミナーに活かすことができます。

 

今、私は、誰に対して話しているのか?を明確にすれば、言葉と態度が変わります。意識してみてくださいね^^

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

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