人前で話すとき、ここだけは絶対に間違えられない!というプレッシャー、ありますよね。とても緊張して焦ってしまいます。
そんな時は、一大事にせず、できる限り軽く考えておくことにチャレンジです。
卒業式の名前を呼ぶとき
私が一番プレッシャーに感じていた仕事は、卒業式で卒業生の名前を呼ぶことでした。実は、ありがたいことに、勤めていた高校の入学式&卒業式の司会を、任せてもらっていました。
その時に一番焦ったのは、いつもならフルネームで、漢字も完ぺきに書ける生徒の名前が、一瞬読めなくなったことです。その時の私の頭の中は、
「ん?やまださんって、なんて読むんだっけ?」
読み方をちゃんと分かっているのに、漢字と読み仮名が一致しなくなったのです。これには焦りました。
一生に一回の卒業式で、名前を間違えるなんて!門出の出鼻をくじくようなもんだ。大ブーイングが待っている!
そう感じました。
一大事にしていたことが原因
この現象が起きた原因は、私自身が
「卒業生の名前を絶対に間違えてはいけない」
とプレッシャーをかけていたことです。もちろん、間違えないことが大前提です。しかし、その状況を、一大事と捉えていたのは私自身です。
ここで大事なのは、
大切なことほど、深く考えず、軽い気持ちにしておく
ということです。つまり、
「間違えちゃいけない、失敗しちゃいけない」と思えば思うほど、あなたの頭の中はどんどんプレッシャー思考が占領していきます。すると、どんどん焦り・不安・緊張が襲ってくるのです。
逆に、軽い気持ちにしておくと、プレッシャー思考の占領領域が減り、頭がすっきりとしてくるため、結果的に間違えずに済むのです。
私は卒業生の名前が読めない事件の最中、
「いいや、あだ名で呼んでしまえ!」
と心に決めた瞬間、名前、読めました(笑)
あだ名で呼んでしまえ!
くらいの軽い思考になった瞬間、緊張と焦りから解放されたのです。
もちろん、練習して、フリガナもふって、入念な準備があってのことです。準備をしっかりしたなら、本番前は軽く考えてみる。
やってみてくださいね^^
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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