数値化された目標は、達成しやすい
苦手を克服する時、有効な手段としてよく取られるのは、物事の数値化です。わかりやすい例でいえば、ダイエット。
・あと5㎝ウエストを補足して、このスカートを着る♡
とか、
・11月に結婚式だから二の腕を絞る!
とか。勉強だったら、
・〇〇大学に入りたいから偏差値を10上げる!
などなど。数値化させると、現時点での自分が見えるため、ゴールを定めやすいですよね。ゴールが分かれば中継地点でもあとどのくらいか分かるため、目標も立てやすくなります。
人前克服ではどうする?
ではでは、「人前が苦手だから、少しでも楽になりたい。」この悩みの目標は、どうやって数値化しましょうか。
役者脳トレーニングでは、4本柱のセルフチェックリストを作ってもらい、そのチェックの数で達成率を見ていきます。例えばこんな感じです。
【悩み】
人生初セミナーをすることになった。今まで人前で話すことに対して、得意!と思ったことが無いため、とっても不安。でも、参加者の皆さんにノウハウを届けられて、笑顔で帰ってほしい。
【チェック】
このように、気持ち・声・身体・リスナーという、マトリックスを書きます。それぞれのマスに対して3つまで、チェック項目を作るのです。
【声】一発目からスコーンと出せた
【身体】肩に力が入っていない
【気持ち】「緊張する」と、口に出さなかった
【リスナー】リスナーの頷きを見ることができた
このように、具体的な項目を挙げます。一つにつき3つまでですから、最大12項目。12項目中、何項目達成できたか?3つ以上あった場合は、次のステップに使えばいいので、小さなステップから確実にクリアしていくことが可能です。
目に見えないからこそ
人前で話すことは、話す側も見る側も、感覚に頼ることが多い分野です。今、音の大きさ指数である、デシベル数を測るアプリも出ています。(面白いのですが、ほぼ私の遊び用w)
ですが、いくら大きな声が出せたって、リスナーを惹きこむ話や、あなたが自信をもって話せるラインまでいけるかどうか…と言ったら、私はちょっとピンときません。
目に見えないからこそ、細かなチェックリストを作り、理想の自分と、今の自分との距離感を測って目標に近づいていってくださいね^^
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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