なんだかんだ、大なり小なり、人前で話をする機会って、あるもんです。

人前で話しをする日程が決まっていればいるほど、練習を詰めて行います。そんな時に出てくる壁が‟誰かと比べてしまう”ということ。練習でもうまくいかない時ってあります。するとついつい、「ああ・・・○○さんみたいになりたい」「○○さんの方が絶対上手い」「○○さんだったら、こんなの楽勝だろうな」と、考えてしまいがち。

でもこのまじめな思考パターン、大きな大きな落とし穴ですよ!

 

ポイントの積み上げがマイナスばかり

仮に、他人と比べて良い時は、‟冷静な気持ちで分析をするとき”です。

「○○さんは、こういう時、身振り手振りはこうするのか。私はどうしてたかな?」と、自分のために活かそうという気持ちで、自分の現状把握と他人の現状把握をするとき。こういう場合は、比べるって大切です。比較分析です。

 

でも、やたらめったに人と比べていくと、‟私は人前で話すのが苦手だ、下手だ”と、自らマイナスポイントばかり積み上げてしまう結果になります。そしていき過ぎた自己暗示を自分にかけるようになるのです。

例えば摂食障害という病気があります。この病気の原因も、同じような要素を含みます。

‟痩せていないとかっこ悪い。○○ちゃんみたいに細くならないとダメなんだ。私は太ってる、痩せなきゃ”

という自己暗示。他人と比較してしまうことがキッカケになったりするのです。

 

比べるなら、あなた自身と

 

人前で上手に話したいと感じるときも一緒。人と比べて落ち込むか、人と比べて「私はもともと下手なんだから仕方がない」と諦めるのであれば、

 

昨日の自分はどうだった?と、自分自身と比べっこするようにしてください。

 

今、つっかえてしまっていても、噛んでしまっていても、言うことを忘れてしまっても、それが今のあなた。焦ったって、人と比べたって、変わりません。それよりも、昨日の自分と比べてみて、直すポイントを見つける努力をしてみたり、よかったところを見つけてみる方が、よっぽど上達します。

 

自分自身の今をみたくないから、現実逃避で人と比べているのですよ。

 

あなたにはあなたにピッタリな時期があるはずなんです。上手にいくタイミングが、あるはずなんです。そのタイミングを見落とすことになりかねない比べ方はしない。自分で自分のことを見つめるのは勇気がいります。でも今を変えたいなら、今を見る。比べるのは、昨日の自分のみで十分です。

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

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今上手くなくたって、