テンパるとどうなる?

昨日、友人のカメラマン市川大嵩さん(こちらから動画が観られます)に頼んで、ちょっと前に撮ってもらった動画を切り取りでもらいました。

その動画とは、私がテンパっている動画です笑。
私がいつもお世話になっている集まりで、なんと表彰していただく機会がありました。
自分ではまったくもって予想していなかったので、呼ばれて前に出た時は、まさにテンパってあたふた。

くるくる回っていましたね。立ち位置がわからなくなって。そして手はしびれてしまい、どんどん指先が冷たくなっていきました(汗)

そのテンパっている姿を、自分で見て分析してみたいという思いと、9月にセミナーをするのですが(詳細はもう少しお待ちください)、その材料にならないもんかと、その部分だけ切り取ってもらったのです。

 

アンカリングによる、自己暗示のチカラ

そこで気が付いたのは・・・私はマイクを握ると、スイッチが入りやすい、ということ。

 

 

写真からも分かるように、表情ががらりと変わります

実際に、マイクを持った時、何を話したのか覚えていますが、表彰されているときのことは、よく覚えていません。状況が飲み込めなかったのもありますが、突然たくさんの視線の浴びたことに、驚いて一気に心拍数が上がっていたのが、一番です。

ただ、今まで学校で働いていて、マイクを使って生徒たちに指示を出す場面も多かったんですね。私の中で、マイクを持つ=わかりやすく指示を出すという、自己暗示があったのです。

 

これを、心理学用語で‟アンカリング”と呼びます。

 

確かに、舞台に出演しているときもそうでした。舞台の幕が上がる直前、客席の明かりが落ちていき、劇場が暗闇になる瞬間、役者スイッチは入っていました。息苦しいほどの緊張と、死んじゃうんじゃないかってほど高い心拍数は、客席明かりが落ちる瞬間に元に戻るのです。

 

身近な○○すると□□になるを探す

昨日ちょうど、自己暗示の話をコラムにしました(まだの方はこちら!)このアンカリングも同じで、私の場合は、マイクを持つとスイッチが入る。ということ。

ちなみに動画をくれた市川さんは、撮影用の黒ジャケットを羽織ると、仕事モードになるそうです。

このように、何か行動と結び付けたり、特定の物を持ったり羽織ったりして、自分のスイッチを切り替えてあげるのも、人前で話すときに非常に有効です。

 

まずは、自分の生活の中で、スーツを着ると背筋が伸びる…などの自然とやっているアンカリングを探してみてください♪何がキッカケで自分の気持ちに変化が出るのか…ぜひ、自分自身を観察してあげてくださいね♪

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

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