散々練習をしていったのにもかかわらず、本番で大勢の人の前に立ったら、急にあがってしまい、シドロモドロになってしまった・・・そんな経験はありませんか?

もしも、本番でシドロモドロになりそう!と一瞬感じたら、その感じた瞬間に、先に進まず、にこやかに微笑んで、生徒さんのお顔を一人一人見ながら、自分の呼吸に意識を向けてください。ゆっくり呼吸することを、意識してください。

 

実は私は、忘れっぽいんです^^;

 

典型的な女性脳の持ち主ですから、友人と話していても、「で、うちら何の話してたんだっけ~?ん~ま、いいか~(笑)」は、日常茶飯事です(苦笑)

だから、あ、何だっけ…と焦ること、結構あるんです。でもそんな時に、頭の中で

 

「なんだっけ、なんだっけ、まずいまずいまずい、ヤバいヤバいヤバい」

 

なんて思っていたら、余計に焦る一方です。顔だってひきつり始めます。

 

役者が本番でセリフを忘れたら?

この状態って、役者が舞台本番でセリフが出てこなくなった状態と同じです。そんな時役者は、「シドロモドロした姿」を見せないように努めるのです。

上手くいけば、お客様も気が付かずことを済ませることが可能。でも、「シドロモドロした姿」を見せてしまったら、一気に雰囲気が壊れます。お芝居が止まって、お客様が一気に現実世界に戻ってきてしまいます。

だから、意地でも「シドロモドロした姿」を見せないようにするのです。

 

その為にも、頭の中に変な思考が浮かばないよう、顔だけ微笑みながら、呼吸に意識を向けるのです。これこそ、役者脳です!

 

自分のしている表情一つでも、あなたの心は変化する

微笑みながら、ゆっくりとした呼吸に意識を向けるのは、表情と呼吸運動は連動するからです。

試しに、険しい顔をしながら、リラックスした時の深い、ゆったりとした呼吸をしてみてください。チグハグですよね。険しい顔を作りづらいか、呼吸しづらいか、どちらかではありませんか?

険しい顔をしている時は、鼻息荒く「フン!」と呼吸する方が、身体が正直に反応しているのです。

 

私たちは、顔だけ険しくしているわけではありません。よく観察してみてください、鏡の前で険しい表情をしたあなたの肩、あがっていませんか?掌に、力が入っていませんか??

 

表情を作るとき、私たちの身体全体が、僅かながらですが、反応しているのです

 

シドロモドロした姿にならない身体を先に作ってしまう

だからこそ、シドロモドロした姿になる前に、微笑んでしまえ!ゆったり呼吸してしまえ!なのです。

感情を先取りするような感覚でしょうか。すると、たったこれだけのことですが、呼吸によりしっかりと酸素供給がされるので、焦りに陥らず、伝えることも思い出しやすい頭になるのです。

 

シドロモドロしそうなときは、微笑んでゆったりとした呼吸に意識をむけて、生徒さんを眺める

 

これだけでも、だいぶ、違いますよ♪

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

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