本番、強いですか?弱いですか?

セミナーやプレゼンなど、いわゆる「本番」ってありますよね。あなたは、本番に強いタイプですか?弱いタイプですか?

今日は本番に強いタイプの練習方法について、お話しします。

 

強い弱いに限らず、人前で話すために、練習をしますよね。例えば、セミナーの練習もそう。本番、どんなハプニングが起きても大丈夫なくらい、練習を重ねます。

でも、何度やってもダメな時ってありますよね。そんな時、あなたはどうしていますか?

・辞める
・もう一度練習する
・課題を決めてもう一度練習する
・〇〇回練習すると先に決めてしまう

どれを選択しますか?

 

本番に強いタイプの人の話

大学時代の友人(音楽学科)で、高校の先生をしている友人とご飯に行った時の話です。友人は、私の目から見て、本番に強いタイプ。緊張しているのでしょうけれども、見ている側には、緊張感を与えません。

友人の専門は音楽です。結婚式の時には、旦那さんとのピアノの連弾があって、聞き惚れてしまいました♡

ピアノが苦手な私からしたら、友人のピアノは最高に上手い。でも、もちろんどんな曲でも最初から本番のように弾けているわけではありません。練習あっての本番なのです。

 

たまたま私が、

「観察眼を付けるために、一時期は芝居を年間100本以上観ようって決めて、本当に観てみた。そしたら、やっぱり以前と全然違った!」

とお話ししていたら、

「分かる!やるよね、100本ノック。私も練習するとき、苦手な部分は、ひとまず100回練習してみようって決めてやるよ!

と意見が一致したのです。

 

私が見ていた生徒の中で、本番で誰よりも堂々と落ち着いている子がいました。演劇初心者のころです。生徒に「どんな練習をしたの?」と聞いたところ、

 

「とりあえず、本番までに100回は台本全体をすべて音読してみようと思い、やってみただけです。それしか、やり方わからなかったので(笑)」

 

と、答えてくれました。本番に強い人というのは、練習をするときに

 

まず〇〇回やってみる

 

と、目標値を設定しています。二人の事例は、たまたま100回でしたが、何回でも構わないのです。大切なのは、目標値の設定です

 

惰性の〇〇回ではない

ただし、みんな惰性で回数をこなすのではありません。やっている途中で、「あれ?ちょっと違うなぁ…」と感じたら、やりながら修正しているのです。

例えば、あなたが人前で話すときに、「滑舌が悪くてよく聞こえない」と言われてしまったことがあるならば、早口言葉を100回やってみたらいい。1日で無理ならば3日で100回など、目標値を決めてやってみたらいいのです。

すると、途中で、つっかえやすいところ、音が流れてしまいがちなところ、今まで聞き取れていなかった、自分の言葉の音階の違いなど、分かってきます。

 

【A=Bである】という正解を求めたくなる気持ちも、よくわかります。しかし、誰かの前でお話をするということは、数値化できるものではありません。想定していたことと全く違う事が起きる時だってあるわけです。

 

心の中で、【A=Bである】が証明されるまで、怖くて動けない…というのは、机上の空論にすぎません。まず、目安として100回やってみるのは、いかがでしょうか?きっと、新しい一歩になりますよ!

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

―――☆―――☆―――☆―――☆―――

最新セミナー情報は
こちらからどうぞ♪

ご質問・ご感想など、
お問い合わせはこちらからどうぞ!

人前克服トレーナー海野美穂って誰?
海野美穂プロフィールはこちら

レッスンを受けるとどうなるの?
お客様からの素敵な声はこちら!

―――☆―――☆―――☆―――☆―――