【質問】セミナーの準備はしている。でも、足りないような気がしてしまい、すぐに自信を無くしてしまいます。どうしたらいいですか？
ご質問をいただきました。ありがとうございます。準備をする、でも本当にこれでいいのかどうか、不安になる気持ち、私もよくわかります。
答えとして私が提案したいのは、
・完成系を最初から目指さない
・粘る覚悟を決めること
この二つです。
完成系を目指さない
どんなに準備満タンにしたって、セミナーは舞台と同じで、生ものなんです。お客様ありきの、生放送ですよね。最後の完成系って、お客様と一緒に作るものなんです。
友人ととイチゴのショートケーキを作るとしましょう。準備段階というのは、いわばケーキのスポンジと生クリームを縫っただけの状態。そこから、
・どこにイチゴを配置するか？
・プレートをのせるのか？
・スプレーチョコやアラザンは使うのか？
これって、人それぞれですよね。でも、イチゴのショートケーキには変わりありません。完成系は、友人の選択次第で見た目が変わります。
つまり、あなたがどんなに土台を準備したところで、お客様無しでは完成系までは持っていけないのが、生ものビジネスである、セミナーなんです。
舞台でも同じです。土台の準備は、かなり時間をかけて、綿密に行っていきます。しかし、本番でお客様が入った状態で芝居を進行すると、
・お客様の反応
・役者の反応
・スタッフさんの反応
などで、すべて変わってきてしまうのです。一度たりとも、全く同じものにはならないのです。なので、修正は
「今の回ではこうだったけれど…」
という前提のもと、加えられていくのです。
あなたが準備段階で、本当にこれでいいのか…と自信を無くしてしまっているのは、最初から完成系を目指してしまっているからです。
それでも不安であれば、誰かに一度見てもらうのもいいですよね。
粘る覚悟を決める
そしてもう一つ大切なのは、最後の最後まで、粘ることです。
粘り続けることが、一番あなたに自信を与えてくれます。中途半端に、これでいいのかな？でストップさせてしまうと、余計に焦ってしまったり、不安に拍車がかかるのです。
提供する直前までパワポを修正…というのは私はお勧めしませんが、少なくとも前日までは思いっきり粘った方が良い。
粘ったって、もしかしたら何も生まれないかもしれない。それでも、粘り続けることが、大切なのです。
粘ろうとすると、どこかにヒントは転がっていないもんかと、情報に敏感になります。すると、キャッチする能力が上がるため、意外と「これだ！」というものが見つかったりするんです。
セミナーの準備で、自信がなくなってしまうのであれば、
・完成系を目指さない
・粘る覚悟を持つ
この２つに注目してみてくださいね＾＾
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう～！
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