一歩踏み出すとき、なんだか怖かったり、どうしても頭の中でグルグルしてしまって、行動に移せない時があります。
人前で上手に話したいな。セミナーを開いてみたいな。それも同じですね、ぐるぐるしてしまって、ずーっと「やりたい・・・でも・・・」と言い続けてしまう。
私は昨日、本当に偶然ですが、この「一歩踏み出す」を楽しんでいる方に再会しました。
報告の中身が、すごい
偶然の再会は、私の元教え子のAちゃんでした。
ほんっとに偶然だったのです。
もしも昨日、私が「一駅歩こう♪」と思っていなかったら。
もしも、パンプスが壊れたから、新しいの見繕わないと…と思って、デパートに寄り道していなかったら、再会しませんでした。
偶然再会したAちゃんとは10分くらいの立ち話。でも、この10分が素晴らしかったのです。なぜ素晴らしかったのかというと、
「うちね~今、○○なことで頑張ってるんだよ~!」
という報告しかなかったこと。久々に会って、「もうね~大変なの!」と言いながらも一歩一歩確実に進んでいる、苦しみながらも楽しんで、途中で投げ出していない報告しかないのが、とても素敵だったのです。
年下の発言を侮るな
昨年、Aちゃんはとても悩んだ時期がありました。次の一歩が見えなくて、学校に来るのも苦しそう。それでも、乗り越えたんですよね。
その時に彼女が言った言葉を、私は今でも覚えています。
「うちねぇ、この思考がよくないんだと思う。思考を、変えなきゃいけないんだと思う。」
と、職員室の入り口でポロッと言ったんです。
すごいな、と思いました。私は高校生の時、全部人のせいにしていました。先生のせい、親のせい、環境のせい。自分のせいとは、まったく思わなかったのです。
でも、Aちゃんはそれを感覚でわかっていたんですね。Aちゃんは苦しい時期を、悩みながらも動きを止めることはなく、進み続け、そして今があるのです。
悩んだ後に一歩「踏み出す」のではなく、歩きながら悩む
Aちゃんを見ていて思ったこと。それは、歩きながら悩めばいいんだなぁ、ということ。
ついつい、頭で考えて、何か解決策はないものか・・・こっちの資格を勉強しようか?いや、方向転換しようか?と考えがち。
しかもその間、行動はストップ。そして、再スタートに至るまでのエンジンが中々かからない。
よくあることです。でも、Aちゃんのように、悩みながらも歩くことだけは止めずにいると、再スタート、というよりは、延長線上でのスタートになるので、助走が楽チンなんですね。
人前で話すことに自信がなかったり、どうやったらもっと上手に話せるのかな?と思ったとき、
頭で考えるよりも、習えるところに体験入学してみるとか、DVDを借りてきてお家で見てみるとか、このコラムを見てやってみるとか(ちゃっかり宣伝。笑。)、何か行動し続けることが、大切なのです。
一回り離れているAちゃんから、良いこと、教えてもらいました♪^^ 年下、侮るなかれ!
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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