生徒さんは十人十色
先生業をやっていると、いろんな生徒さんにお会いします。中には気が合う生徒さんもいれば、全く噛みあわない生徒さんもいるでしょう。また、口だけやる気があるって言う生徒さんや、やってると言い張るけれど、全くやってきている形跡のない生徒さん…。そもそもやる気がない生徒さん…。挨拶さえもまともに出来ない…。とか。
挙げたらきりがないでしょうね。
いつでも理想の生徒さんと出会えるわけではないでしょう。オリンピック選手を出したいと思って道場を開く先生がいたとしても、本当にオリンピックに行けるような理想の生徒さんは１％に満たないんじゃないかな。
学校の先生も、セミナーの先生も、色んなタイプの生徒さんに出会います。それぞれ違う考え方、違う生き方をしています。共通しているのは、あなたから何かを得ようとする姿勢ですね。
悪口大会ほど、無駄なことはない
残念なことに、生徒さんの悪口ばかり言う先生もいる。この間入った飲食店で、そういう先生方の集まりと出会った。近くにいていい気持ちにはならないので、すぐに違う席に移りました。
もちろん、ストレス発散の意味も含めて、愚痴を言い合うことは悪いわけではない。でも、ずっと言い続けているのはいかがなものか。それが悪意に満ちたものであると感じる類は、もう悪口でしかない。
色んな生徒さんがいて、当然です。だって、人間なんだから。１回言って１０理解する生徒さんもいれば、１回言って全く理解しない生徒さんもいるでしょう。そりゃそうです。人間だもん。
あなただって思う時あるでしょ。「あああ――――もう！なんなの？わかんない」って。だって、あなただって人間だもん。ピンとこない時ぐらい、あるよね。
悩み相談で、“どう解決するのか”の場になるならいいです。ただ、悪口大会になってはいけない。あなたが先生として、生きていきたいならなおさら。ハッキリ言って、時間の無駄。愚痴と、悪口は違うからね。
付き合う人で、人間は変わる
あなたが先生になりたいと思ったきっかけはなんですか？
私は先生嫌いで、先生になんて絶対になるもんかと思っていたけれど、ご縁で先生なった。だから、先生が嫌いでも、何かを得ようと頑張っている生徒さんを応援したいと思うし、先生になりたいけれど人前が苦手で先生になるのを諦めそうになっている人を、サポートしたいと思っている。
これを、理念と呼びます。
もし、あなたが望まない悪口大会に参加しているならば、すぐに離れた方がいいです。人間は、環境に影響されます。付き合う人で、人間性も変わってきます。
人には良い点と苦手な点のデコボコがあって当たり前です。あなたが先生という立場になった時に大切なのは、生徒さんの強みを伸ばし、苦手を改善していくことです。
悪口ばかり言う先生の集まりとは、付き合わない。離れる勇気が、あなた自身のチカラも伸ばしてくれますよ。
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう～！
人前克服トレーナー海野美穂
（うんのちゃん）
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- 先生として, 生徒と上手くいかない, 生徒の悪口
