人前で話す職業に多い、声帯炎
人前で話す仕事に多い病気の一つとして、声帯炎という病気があります。
・声が枯れる
・喉が痛い
・声が出しづらい
などの症状が出ます。特に、先生になりたての頃はこの声帯炎に要注意です。今まで、人前で長時間喋った経験がないと、一生懸命になりすぎて、喉を酷使しすぎてしまう可能性があるからです。
役者でも、発声訓練がしっかりできていない役者は、声をすぐ枯らしてしまいます。稽古中からカスカスになり、芝居の最後のあたりになると、ガラガラの声になる人も…。
声って、掠れてくると、結構不安になるものです。「あ、まずい!」と思うと、急に緊張してきてしまったり、焦りからミスをしてしまったり…。人前が苦手と感じた根本原因は、声が原因だった、ということもあるのです。
実は私は喘息の治療薬を毎日使っていることもあり、残念ながら普通の方よりも声枯れが起きやすい体質です。副作用にちゃっかり「声枯れ」と書いてあるのです^^;
仕方がない…と思っていますが、声枯れを起こして焦ると、たいてい後日、急性声帯炎になるので、かなり気を使っています。声帯炎になると、私の場合は2週間ほど声が全然出ません(泣)
普段、あまり声はかすれないから大丈夫…と思っているあなたでも、注意はしておいた方がよいでしょう。
喉を守るには?!
ではどのように注意したらいいのでしょうか。あくまで私のやり方ですが、ご紹介します^^
【普段】
・鼻うがいをする(塩一つまみをコップ一杯の水に溶かす)
・外から帰ったら、うがい
・喉を乾燥させない(乾燥している場所ではマスク)
【セミナー前】
・喉を潤わせたい時は、のど飴
・若干喉がイガイガするときは、トローチ
【セミナー本番】
・セミナー中でも水を飲む
・発声のためのウォーミングアップをしっかりやる
・冷たい水よりも、常温の水を飲む
特に、普段どのように生活するかがポイントです。
私は仕事柄、自分の喉や身体の状態に対して非常に敏感ですが(風邪を引きそうだ…のその前がわかります(笑))、初めから敏感だったわけではありません。
時間をかけて、自分の身体と向き合い、何が一番ベストなのかを研究しています。年齢によっても変化しますので、現在進行形で研究状態です。
まずは、あなたがどんな時に、喉が気になるのかを観察してみてください。ちょっとでも違和感を感じるのは
・いつ
・どんな時に
・どんな状況
ですか?これから人前で話す仕事をするのであれば、喉は商売道具です。大切にしてあげてくださいね^^
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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