人前で話すときに、身振り手振りが出来ない理由の一つとして、「恥ずかしい・照れる」という現象があります。

 

照れるは伝染する

誰でも、今までやったことがないこと、ましてや人前で話をしたり、歌ったりなど、パフォーマンスをする時には緊張と同時に、「恥ずかしい・照れる」という状態になります。

今までに何度か人前で話す経験をしてきた人でも、久しぶりに話をするとなると、急に「恥ずかしさ・照れ」が出てきたりするものです。

 

照れている様子は、聴き手にも伝わってしまうものです。その様子は伝染し、聴き手も気恥ずかしく感じてしまいます

緊張が伝染するのと同じで、照れも伝染するのです。

 

恥ずかしさ・照れを克服するには?

そんな時にやってみて欲しいのは、自分が作ったセミナーを、とにかく大げさに練習してみることです。やり方はこうです。

 

・作ったセミナーを大笑いしながら練習してみる

 

これだけです。以前にも、音読の記事で喜怒哀楽を入れて音読をするレッスンをご紹介していますが、応用編です。(まだの方はこちらからどうぞ!

 

意外と、自分で練習していながら、気恥ずかしく感じるものです。しかし慣れてくると、身体が自然と反応してきます

お手本は、さんまさんです。さんまさんは全身で大笑いしますよね。ぜひ、真似をしてください。

 

なぜそんな練習を?

この練習は、あなたの身振り手振りが、自然と行えるようにするためにあります。

大笑いをしている時、あなたの身体はどのようになっていますか?前後に揺れたり、手をたたいたり、顔はくしゃくしゃになり、それはもう、様々な動作をしますよね。

 

私たち人間は、感情が身振り手振りに現れるのです。つまり、照れていたり、恥ずかしかったりすると、その感情を必死に隠そうとするため、身振り手振りもなくなります。

身振り手振りが出なくなると、感情表現も乏しくなります。そこで変にテクニックに頼った身振り手振りをつけてしまうと、非常に嘘くさくなってしまうのです。

 

あなたがセミナー中に魅せる身振り手振りが、日常会話の延長戦のように、自然になれば、聴き手も信用しながら安心して、話を聴くことができます。

 

さらに、一度大げさな練習をしておくと、恥ずかしさ・照れが発生するラインが低くなります。今まで高い頻度で出ていた、恥ずかしさ・照れが、少しずつ出づらくなってきます。

 

どうしても恥ずかしさや照れが、あなたの身振り手振りを邪魔するのであれば、こんな練習を、してみてくださいね♪

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

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