セミナーなどで質問があり、どのように答えようか…と考えることは大切です。この「質問への説明」が怖くて、人前で話すことを避けたい…と感じてしまうこともありますよね。

そんな時に使えるのが、あなたの過去の全ての経験です。

 

一度経験したことをストックしておく

それは、説明をする時に例え話として使うことができます。さらに、バリエーションを増やすことで、パターンを変えて説明をすることが可能になるのです。

例えば私の場合、セミナーでは身体の構造をお伝えしたりします。呼吸をお伝えする際に、お客様ご自身で身体のイメージを持ってもらうために、必要だからです。

 

例えば画像資料の用意がない時に、「肩甲骨」の位置を明確に伝えなければいけないとしましょう。

 

【女性向け】
ブラジャーを付ける時に、背中に浮き上がって手にあたっている二つの骨」

 

とお伝えします。これが今までで一番、伝わりました。毎日やっている動作なので、一瞬でイメージが付きやすいのです。

しかし、男性である場合、この伝え方はわかりづらいですよね。こんな時こそ、自分の経験をフル活用するわけです。男性に向けて話すとき、私がよく使うのはスーツのジャケットの例えです。

 

【男性向け】
「ジャケットを羽織って前かがみになった時、背中が引っ張られるような感覚になる。その時、生地を左右に引っ張っている背中の肩付近にある二つの骨」

 

とお伝えすると、イメージが湧きやすいようです。ただし、これはスーツを着る機会の多い方向けなので、そうでない方にはまた別の例えを出します。

 

一見関係のないように見えて…

肩甲骨と衣類って、あまり関係の内容に見えて、実はちゃんと関係していますよね。

これは以前セミオーダーでジャケットを作ってもらったことがあり、担当して頂いた方に、骨格についてかなり詳しくお話ししていただいた経験から来ています。印象的だったので、メモをしておきました。

一見関係のないような出来事でも、「自分の話す内容には、どこに活かせるかな?」と、貪欲に考えておきます。すると、思わぬところで使えるのです。

 

私の場合は、携帯のメモ機能を使ったり、いつもボイスレコーダーを持っているので、声で感じたことを吹き込んだりしています。たまに、なにこれ?ってくらい記憶のないものも出てくるのですが(笑)

 

最後に

あなたの経験は、すべて宝物の原石です。ぜひ、「これは何に使えるかな?」という視点で、日々を過ごしてみてください!

説明が上手だねっと言われるだけでなく、なんでもない日常が色濃くなり、楽しく過ごすことができます。

そして、ネタが増え、さらに「これは使えるかな?」と考えることで、話す内容にも説得力が増し、結果的に、人前で話すのが苦手だなぁと思っているあなたの心に自信を持たせてくれますよ!

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

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