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目次
■あがり症の理由はなんだろう?
人前克服トレーナー 海野美穂です!こんにちは☆
今回のテーマは「自分の取扱説明書をつくる」です!
私が一番あがり症がキツかったのは、小6の時。しかも、「緊張してるとか、言えない!できないとか、カッコ悪くて言えない!出来る美穂ちゃんじゃなきゃ!」と自分を縛り付け、いつも外面だけは良かったのです。
日直当番の前の晩から家族にもバレないように、布団の中でこっそり溜息をつき、そして「神様、明日の日直、無事に終わりますように」と神頼みをしてました。
朝ごはんは喉を通らないし、日直の挨拶を考えただけで心臓はバクバク。吐きそう…。それでも行かなきゃ、私のイメージが崩れちゃう!と、こればっかり考えていました。
そして、心臓バクバク・手の震え・吐き気はするけれど、絶対にそんな素振りは見せるもんかと日直をこなす、そんな日々でした。
どんだけ人からよく見られたかったんだろう、私(汗)
私が人前が嫌だった原因は、「出来るイメージを崩したくない」という強い思いでした。一種の強迫観念みたいなものでしょうか。
「出来る私」でいることでしか、自分の存在価値を見いだせなかったんです。だから人前で何かをすることって、プレッシャーでした。今思えば、私のうつ病はこのあたりから始まっていたのかも。
■取扱い説明書づくりは、私の今を見つめる
私が自分の取扱説明書を作ろうと思ったのは偶然でした。
キッカケは、「美穂が楽しそうだと嬉しいよ」と祖母に言われたこと。「それだけでいいの?!」と思いましたが、「簡単そうだし、お金もかからないし、やってみるか」と始めたのです。やり方は簡単。
私は何をしたら気が晴れるのか?楽しいのか?
に焦点を当てただけ。すると、意外な効果が!
どんな時に、どう考えると、どう行動すると、
私は不安になったりイライラしたり、悲しい気分になる
が浮き彫りになったのです。しかもいっつも同じサイクルで、驚きました。繰り返していたんですね。紙に書いて客観的に見ているから、データベースを見てるかのようで、自分に納得できたんです。そこで、
逆の行動を取れば、人前でカッコつけない自分になれて、結果、人前が苦痛とか、あがり症とか、よくなるんじゃない?
と考えたわけです。それが結果的に取扱説明書になりました。
■分かってきたら、力を借りるのも、ひとつ
今、私は方法として、音楽の力を借りています。
●不安でそわそわしたとき:さだまさしの『風に立つライオン』
→壮大な気分になれて、力が自然とわいてくる
●気合を入れたいとき:EXILE、ヒルクライム、マイケルジャクソン
→アップテンポで気持ちが上がる
●癒されたいとき:リチャード・クレイダーマン、宇多田ヒカル、BoyzⅡMen
→ピアノの音や、歌声にホッとする
●セミナー終わり:テレサテン「つぐない」、ミスチル
→「つぐない」はなぜかやりきった感に浸れる笑。ミスチルは、次への活力を感じる。
このように、音楽の力を借りることで、自分の心を整えてあげるのも良い。私は音楽が好きだから、こうしました。必ずしも音楽じゃなくてもいいんです。絵をかく事でもいいし、散歩をするでもいい。そこも、取扱説明書の大切な項目の一つです。
■今の私は、私以外の何者でもない
あなたは、どんな時に、
楽しいですか?
癒されますか?
イライラしますか?
不安になりますか?
緊張しますか?
ドキドキしますか?
幸せを感じますか?
一つ一つ、丁寧に考えてみてほしいのです。だってこれ全部、あなた自身をデータ化する情報だから。
人はそれぞれ、感じ方・楽しみ方は違います。それは同じ人間でも、年齢や環境によって変わってくるものです。
今のあなたは、あなた以外の何者でもないのです。
あがり症は、あなたの中から出てくるもの。誰のせいでもない。だから、あなた自身の傾向を知り、どうすると気が楽になるのかを理解し、本番前のあなたを、あなたが癒してあげてくださいね。
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた明日、お会いしましょう~!
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海野美穂ってどんな人?
なぜ人前克服トレーナーをしているの?
自己紹介物語はこちらから!
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