人前に立って何かを説明しようとしたとき、やはり、緊張したり、ちゃんと伝わるか不安になったりするので、いつもよりも説明ができない…と感じるときがあります。
今日は、そんな時のために普段から心得ておくと、いざという時に困らなくなる対策を、お伝えします♪
説明はカラー映像で
まず、説明がわかりやすい人って、何でわかりやすいのでしょうか？
知識量？言葉選び？経験値？
もちろんこれらも大切ですが、一番の違いは、相手の頭の中にどれだけ映像を描いてもらえるか？にあります。
例えば、
「ケーキ屋さんで何を買おうか迷っている」
という状況があったとします。
①ケーキ屋さんに入ったら、たくさんの美味しそうなケーキが並んでいて、迷った。
②ケーキ屋さんに入ったら、まずタルトが目に飛び込んできた。それからショートケーキに、モンブランに、ロールケーキに…ショーケースいっぱいにケーキが並んでいて、迷った。
どちらの方が、イメージが具体的にわきましたか？
②の方が、イメージがつきやすかったのではないでしょうか。
誰かに説明をするとき、自分では頭の中でイメージをしながら話すので、ついつい目の前の相手も同じようなイメージでいてくれる！と思ってしまいがち。
でも、もしもあなたのセミナーの参加人数が20名だったら？20名の頭の中は、それぞれ違うわけです。あなたのイメージのまま話を進めてしまっては、「？」が浮かんでしまう人が、多数出てしまう可能性があるのです。
そのためにも、普段から、説明したい事柄の状況を詳しい描写で説明する練習が必要です。スマートフォンでとった写真でも構わないので、写真を見ながら説明する癖をつけてあげるのです。
例えばコレ。
私がスマホでとった写真です。この一枚の写真を相手の脳みそに映すには、どうしたらいいかな？と考えながら、声に出して説明をしてみます。
・りぼんのかかった、白い陶器の中に赤とピンクのお花が入ったオブジェ
・その右側には黄色い半透明の液体が入ったワイングラスの様なオブジェ
・その前には、繊細なデザインが施された、コーラルピンクの真新しい口紅
このように、箇条書きでも構いません。その情景がカラー映像で相手の頭に浮かぶことを意識してみてください。
この練習を普段からしておくと、セミナー本番で緊張していても、わかりやすい説明ができるようになりますよ♪挑戦してみてください♪
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょうー！
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