人前で話す時、息が続かず、15分ほど喋ると疲れてきてしまい、声が続かない…ということがあります。実はかつて、私もそうでした。
4年前に喘息が重度持続型になってしまい、急激に肺活量が落ちてしまいました。それでも学校の先生のお仕事は、当然ありました。生徒たちの前で話すときに、15分ほど経つと、もう声は響かない、息も続かないから、呼吸の回数だけ増えていく…そんな現象に悩みました。
中々もとにもどらず、しばらくはこの状態が続いたのです。では、どうしてこの状態を抜け出せたのか。それは、
一度の呼吸で長い息を吐く練習をしたからです。
まずは、一度吸った息をキープする練習を!
今すぐできるワークをお伝えしますね。
まずは、息を全部吐き切ってください。
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吐き切ったら、自分が風船になったような気持ちで、骨盤からお腹、胸、背中まで、しっかりと息を吸ってあげます。
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吸いきったら、その息が漏れないようにキープしながら、口だけパカッと開けます。
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そのまま10秒~20秒キープする。息を漏らさないように。
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キープし終えたら、ゆっくりと息を吐いていきます。
たったこれだけです。息が弱い、続かない、その原因は、息をしっかりと身体でキープできていないから。キープできていないため、息がどんどん抜けていき、結果的にすぐに次の息継ぎをしなければ、続かなくなってしまうのです。
初舞台を踏む、役者さんにも多い
息が続かない、という現象は、初心者の役者さんに多いのです。なぜなら、まだ呼吸のトレーニングをして、間もないから。
呼吸というものは、もちろん個人差はありますが、練習せずしてコントロールを効かせるのは至難の業です。
初心者役者さんは、セリフの途中で何度も息継ぎが入ってしまい、その様子から
・焦っている
・テンポが一定、もしくはコントロールしきれていないので、不安感を感じさせる
・不自然な間が空くため、居心地が悪い
など、意図していない部分で、お客様に印象付けてしまうことがあります。これは、人前で話す先生だって同じです。
先生として生徒さんを引っ張っていかなくてはいけないシーンは、必ず出てきます。そんな時に、気持ちでは先導する気持ち満載なのに、あなたの呼吸のコントロール不足で、「ついていくのが不安」と感じさせてしまったら?
非常にもったいないですよね。だからこそ、コントロールすることで、状況を好転させていきたいのです。
どこでも出来るトレーニングですので、ぜひ挑戦してみてください♪
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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