人前に立った時に、ついつい無表情になってしまうことに悩んでいるなら、鏡で自分の顔を観察するだけで格段と表情が豊かになります。
普段、どんな表情をしているのか観察してみるのです。
なぜ観察するだけで変わるのかというと、元々あなたには、表情豊かに話す土台が備わっているからです。
赤ちゃんの時は誰もが表情豊か
あなたが赤ちゃんの頃、とても表情豊かに感情表現をして、その姿に周囲の大人はノックアウトされてきた事でしょう。
赤ちゃんは言葉が話せないので、自分の表現1つで気持ちを伝えなければいけません。それが大人になるにつれ、自分の感情だけでは生きていけない事を悟ります。
今まで100%大全開で、
私はお腹が空いてんのよーおむつじゃないのよーわかってよーー!バブー!
と言えば大人が察してくれていましたが、そうはいかないわけです。集団生活の中で、感情の起伏をコントロールすることを覚えていきます。
そして言葉の数が増えていくと、感情表現1つで伝える必要がなくなるため、
ただいまーお母さんなんかない?
このフレーズだけでおやつが出てきたりするわけです。
フィギュアスケートと同じ
つまり、言葉に頼ることで「自分の気持ちを伝える」ということに慣れてしまっているわけです。しかし、先生になって人前に立ってみると、それだけでは足りないんだと痛感します。
人前で話すことは、フィギアスケートととてもよく似ています。
フィギュアスケートは、技術だけが高くても勝つことは出来ません。そこに表現力の点数が加わり、総合得点で競います。
だからフィギュアスケートの選手はフィギュアスケートだけを習うのではなく、バレエや新体操をならっていたりもします。
つまり、技術だけでは人を魅了するチカラが弱いということです。
・声の出し方
・正確に伝える
・教え方
これらはすべて技術です。今、人工知能ソフトがかなり発達していますから、これらはロボットに任せることができます。
ロボットにでなくて私たちに出来るのは、豊かな表情で話すことなのです。
普段の表情はどのくらい変化しているか?
お化粧するときやお洋服を試着している時は、自然と表情が豊かになっています。この表情と、ふとした時に電車の窓に映る自分の表情を比べてみてください。
どのくらいの差異がありますか?
それが、あなたの今の振れ幅です。この振れ幅を、広げていくために、鏡を使って普段の自分の表情を観察するのです。
さらに鏡があると、「ちょっとよく見せたい願望」が沸き上がりやすくなるのです。すると自動的に口角が上がりやすくなったり、自分の表情を気にするようになる効果が期待できます。
まずは、鏡で自分の表情を見てみる。ここから始めてみてください。
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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