足元は話の内容以上に意識する!
あなたのセミナーで、説得力が上がるように見せるには、足元をしっかりと意識しておくことが大切です。
人前で話すときに有効とされる、身振り手振り。これらは殆どが上半身の事を指しています。特に、手の動きを言うことが多いですね。全身全霊で講義をするタイプの講師でない限り、あまり足元の状態にはフォーカスされません。しかし、
説得力を上げるには、足元をしっかりと構え、上半身を支えていることが、必要なのです。
足元が物語る心理状態
コミカルさを出すには、一か所に固まらず、少し動き回った方が効果的。しかし、あまりに動きすぎると、今度はお客様が話の内容に集中することが出来ません。
また、不安が強いと、足元はフワフワしています。話すリズムに合わせて、前後左右に揺れてしまったり、落ち着かない。
慣用句で足元を見るとはよく言ったもので、人はこうした小さな行動・仕草から、相手の心理状態を見ているのです。意識をしていないにしても友人と話していたとしても、「なんだかいつもの○○ちゃんと、ちょっと違う感じだった」などと、敏感に気が付いていますよね。
足元がしっかりと構えられていれば、講義にも説得力が付く
反対に、コミカルに話をしていても、重要な部分ではピタッと止まって話す。もしくは、前後左右に歩いて動きを出すも、その歩きがブレずにしっかりとした足取りであったりすれば、あなたの話にも説得力が増してきます。
演劇ではよく、足取り一つでその役の心理がわかると言われます。例えばデートのシーン。
同じ女の人でも、可愛らしくならば、歩幅も狭めであると考えられます。一歩一歩は小さく軽く、立ち止まる姿勢も、踵とつま先は平行にし、次の一歩はゆっくりめに出せるようにすると、表現として効果的。(石原さとみさんタイプ)
逆に、男性に負けたくないカッコいい女性ならば、歩幅も大きく、踵から地面に付くように。一歩一歩はダイナミックで、立ち止まる姿勢も、つま先を少し開き気味にし、次の一歩がすぐに出るようにしてあげると、効果的です。(菜々緒さんタイプ)
このように、足元一つで表現が変化するものなのです。つまり、足元で説得力もコントロールできるのです。役者は、足元の表現も意識をしているのです。
セミナー中、ここは重要!しっかり説明したい!という場面では、つま先を開くようにして立ち、土踏まずで立つ。歩きながら説明したいなら、歩幅は少し広めを意識する。
このように、役者が意識している足元を取り入れてみると、効果的ですよ♪
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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