まじめは時にマイナス効果を生んでしまうことも…。
人前克服トレーナー海野美穂です。セミナーの練習、人前で話す練習を一生懸命にまじめにやるって、素晴らしいことです。
コツコツとやっていけば、「緊張はするけれど、前程パニックにならなくなった♪」「少しずつお客様の顔を見ながら話せるようになってきた♪」など、それぞれの目標に近づくことはできます。ただ、注意しなくてはいけないのは、
まじめな人ほど、本番も超超超超まじめになってしまうことです。
まじめな人はだいたい、ちゃんと練習してきます。でも、本番に弱い人も、まじめな人なんです。なんだか、損している気分(;_:)
それは、まじめだからこそ、羽目を外せないから。クラスでもそうですが、クラスのムードメーカーって、どこかお茶ら化ている。授業中に注意されることもあるけれど、それさえも、ペロッと舌を出して皆を笑顔にさせますよね。
お茶ら化さんは、ムードを大事にするので、本番に強いのです。
まじめな人って、何をしてもまじめに見えるから安心して
私は高校で働いてきました。卒業する生徒を見送れば、新しい生徒を迎え入れます。また、東京以外にも同じ学校がある私立校だったので、いつも見ている生徒以外にも、年に数回会う生徒もいたのです。出張して授業してました(笑)
一番多いときは、約70名を前にして一気にレッスンをしたこともあります(笑)。そんな中、毎度毎度感じていたことがあります。それは、
まじめな子って、どんなにふざけていようが、結局まじめなんです。
羽目を外したって、その謝り方、取り戻し方がまじめ。多少見た目が派手に見えても、芯がしっかりしている子は、話せばすぐにわかるものです。
自分がまじめタイプだと自覚しているあなた、安心して下さい。何をしても、あなたはまじめに見てもらえます。だから、本番では、少し手を抜いていくぐらいの意識でいてください。
まじめは、相手を緊張させる
まじめな話をするときは、そのままのキャラでいてほしい。でも、ずっとまじめが続くと、「頑張っているなぁ」は伝わりますが、お客様も「まじめに聴かなきゃ…」という雰囲気を感じてしまい、身体が硬くなってしまうのです。
「本番なんだし、ちゃんとやらなきゃ！まじめにやらなきゃ！」
ではなく、
「今日は、お客様の役に立てるような場を作ろう。そして、笑顔で帰っていただけるようにしよ♪私が一番、楽しもう♪」
くらいの軽い球を投げていくのがまじめさんにはピッタリです。その方が、あなた自身も緊張を乗り越えるキッカケをつかみやすくなりますよ♪
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう～！
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