あなたが人前でセミナーをしたり、プレゼンをしたり、スピーチをする時、原稿はどんな風に書いていますか?
今日お話ししたいのは、書き言葉と喋り言葉は別物なんだよー、ということです。
レジュメに書くのは○○言葉で
セミナー、プレゼン、スピーチ…人前で話すときには、レジュメが必要。2時間のセミナーを作るにしても、構成を考えたりとか、スライドの順番を考えたりするための、元となる原稿を書きますよね。
慣れてくれば、レジュメから手を離しても話すことはできます。だけど慣れていない時には、やっぱり手持ちでいたいな…と思うものです。
その本番用のレジュメ、ついつい書き言葉で書いていませんか??書き言葉で書けば書くほど、「なんだか硬い話だなぁ」と思われてしまうことも(;_:)自分ではそんなつもりはなくても、ショックですよね。
しっかり見られたい、よりも、会話を意識する
同じ日本語でも、喋り言葉と書き言葉は異なります。例えばこのコラムで言えば、
『だけど慣れていない時には、やっぱり手持ちでいたいな…と思うものです。』
の、「だけど」「やっぱり」の部分です。
私はコラムをあまり作文感覚にしたくないので、喋り言葉を織り交ぜています。演劇の台本を意識して書いているんです。演劇の台本は、会話が連なっている読み物。読み手も、まるでその場で会話が、目の前で繰り広げられるような感覚になるのです。
このコラムでは、あなたと私が、カフェなんかでお話をしているような感じが出るように、書いているんですね。その方が、初めてお会いした時に、少し緊張が緩和すると考えているからです。
実際にこのコラムを音読してみると、比較的会話に近いような口調になるはずです。なので、このコラムをそのまま読めば、3~5分ほどのスピーチになります。
お客様とは、1対多の会話を楽しむ
セミナー、プレゼン、スピーチは、文章のうまさを競うものではありません。それよりも、目の前にいらっしゃるお客様とどれだけコミュニケーションが取れるか…に意識をフォーカスさせた方が効果的です。
なので、セミナーのレジュメを作るとき、なるべく喋り言葉で書いてみると、会話になりやすいですよ。
もしも喋り言葉がイマイチぴんとこなければ、あなたが実際に話したいことのキーワードだけをメモして、目の前に誰かの写真を置きながら、声に出して話してみてください。それを、ボイスレコーダーに録音。
必ず喋り言葉になっていますから。
セミナー、プレゼン、スピーチの原稿を書くときは、喋り言葉を意識。これを、覚えておいてくださいね♪
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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