なぜ、惹き込まれるセミナーと、退屈になるセミナーがあるのか？

同じ内容のセミナーでも、生徒さんが前のめりになったり、ノートに一生懸命になってメモを取るセミナーがある一方、まだあと20分もあるのか・・・と遠い目をし始めてしまうセミナーがあります。

これは、なぜ起こっているのでしょうか。その理由は、発信側の身体のエネルギー量が高いか、低いかにあります。

生徒さんがどんどん惹き込まれるのは、もちろん講師のエネルギー量が高いから。先生がイキイキしていると、生徒として受講していても、自分までイキイキとしてくるような感覚に陥ります。

この現象、舞台でも同じことが言えます。同じ内容の芝居をしているはずなのに、日によって全然印象が違う事ってあるのです。

目には見えないけれど、肌で感じる

この人と会うと、元気が出るなぁ。

この人と一緒にいると、なぜかやる気が出るなぁ。

こんな風に感じることってありませんか？
もちろん、その人が発する言葉の力もありますが、なによりも大きいのは、その人の発するエネルギーです。そしてそれは、肌感覚で感じ取っています。

役者も、エネルギーを上げろ！エネルギーを上げろ！と言われる時があります。それは、しんみりするシーンなどでよく言われます。

「シーンとしては沈んで正解だけど、出演している人まで一緒に沈んでしまったら、表現じゃなくなるんだよ。感情を感じることは大切だけど、それに飲み込まれたら、シーンとして成り立たないんだよ。」

そう。人前に立っている人が、エネルギーを下げると、会場のエネルギーもどんどん下がっていくのです。

さて、講師として人前に立つときには、自分のエネルギーの最低レベルを引き上げておきましょう。身体のテンションとでも言いましょうか。スポーツ選手が、試合直前にウォームアップで身体のテンションを上げるのと同じです。

そのためにも、自分の身体にメーターをつけます。素の状態の自分はゼロ。そこよりもちょっとテンションが上がった自分は、少しエネルギーが高い自分。

自分の中で、何段階か作っておき、基準にしておきます。そして、セミナーをするときになったら、そのメーターに照準を合わせるのです。

ものすごい、イメージレベルの話になってしまいましたが、これが結構役に立ってくれるんですよ＾＾

ウソだと思って、まずはやってみてください！

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう～！

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人前克服トレーナー海野美穂って誰？
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