人前で話すときに、気を付けてほしいこと。それは、格好つけないことです。格好つけずに、自分に合ったパフォーマンスを行うこと。これに限ります。
人前で話すのが苦手だと、「上手に魅せたい」「自信を持ちたい」「堂々としたい」と感じるのはもっともなことです。そして、それらを解消するために、私の様なお仕事があるわけなんです・・・が!
スキルを上げるのと、恰好つけるのは、別物です。目指したいのは、決して格好つけているわけではないんだけど、格好いい~!と思わず感じさせてしまうパフォーマンスです。
本物と、張りぼて
格好つけて行うパフォーマンスは、いわゆる張りぼて状態です。表面はいいけれど、裏返すと「なんだい、木の枠組みかーい!」という、状態。
実は、役者が怖く感じるは、後姿を見られることです。後姿まで役が入っていれば、お客様に背中を見せたって、リアリティーに溢れ、お客様もどんどんお芝居に引き込まれます。
しかし、背中を見せた時、お客様が感じていた役柄と全く違う感じがしたら・・・?一気に現実に引き戻されてしまいます。
背中で語る
という言葉もありますが、まさにその通りです。普段見えないからこそ、手を抜いてしまう部分なんですよね。
モデルさんなんかだと、素っ裸になって正面・左右・背面の写真を毎日撮って、確認している人もいるくらい。それほど、後姿というものは、真実を語るのです。
格好つけずに格好よくみせるには?
さて、格好つけずに人前で話しているのに、「格好よかった~」と言われるには、どうするべきか。いくつかありますが、そのうちの一つを上げるとしたら、
・自分の特徴をよく掴み、それに沿ったパフォーマンスにすること。
です。人にはそれぞれ、特徴があります。例えば、松岡修造さん。
とってもエネルギーが高い人ですよね。松岡さんの様な人は、小さなスペースで10人ほどの前で話すと、「暑苦しい」と思われてしまう可能性があります。
だから、松岡さんに「大きく動いて見せてください」というパフォーマンスは必要ありませんよね。
もう、十分エネルギーが高く、パフォーミングもダイナミックです。松岡さんがもしも10名ほどの前で講演会をするのであれば、
高いエネルギーは保ちつつ、パフォーミングを少し抑えてあげるのが、お客様にとって居心地の良い講演会となります。
その結果、「やっぱり、格好良かった~」と言われるのです。
居心地よく過ごせたことが、大きいのです^^
格好つけずに格好良く、人前で話すには、格好つけずに、自分に合ったパフォーマンスを行うこと。このことに、集中してみてください。
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!
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