■あがり症克服には、身体をつくること
人前克服トレーナー 海野美穂です!こんにちは☆
今日は、あがり症を克服するための、3つのマインドセットの2つめ。「人前に立つ身体をつくっておくこと」についてお話します。
なんで、「身体をつくる」ことなのか。スポーツ選手じゃないのに。それは、
身体をつくっておくと、身体のサインに気が付いて、不安な気持ちに先手をうてるから
です。私、未だに考えたりするんですが、緊張って、身体が先に固くなるからくるの?それとも、心が先に不安になるからくるの??どっちなんだろう。なんだか、「鶏が先か、卵が先か」みたいな感じ。私はね、どちらも正解だと、考えています。
脇が閉まって、少し猫背になって、顔をあげてみると、ちょっと心がもやもやしてきませんか?肺が身体の内側に入って、呼吸が浅くなるからですね。緊張要因の一つとして、身体の姿勢があげられます。
だったら、逆説的に考えてみよう。姿勢から緊張を取ってあげるの。身体に余計な緊張が入らない姿勢を取ってあげたらいいんです。
■あがり症克服は、「こんぶ」になること?!
身体から余計な緊張を取る、というのは意外と難しい。だって、私たちの身体は最低限緊張していないと、倒れてしまうから。多少の緊張は、必要なんです。
そこで、大切にしてほしい感覚があります。それは、背骨一つ一つの連結で私たちは立っているんだという事を、感じること!骨を感じる!
\(◎o◎)/!
…なんじゃそりゃぁぁってね。私はなりましたよ笑
背骨を感じろってか~?骨?骨?骨?私の背骨、どこにあんの?もはや、背骨ないんじゃないか?!イカか?!タコか?!もう、わかんない!パニック!
最初は、頭の上にハテナマーク沢山です。でもね、だんだんわかってきます。骨を意識して立つだけで、身体が楽だってこと。余計な力が入っていないからです。
私のレッスンに「こんぶ体操」というのがあります。こんぶみたいになるから、こんぶ体操って名づけただけなんですけどね笑
これは、必要な力で立ち、脱力と緊張を繰り返すことで、身体の感覚を研ぎ澄ませるレッスンです。ゆらゆらと背骨一つ一つをつかって起き上がってきたり、伸ばした手に引っ張られるようにして、骨一つ一つを動かしたりね。
みなさん、最初は戸惑ってますけど、「気持ちいい~」と言いながらやっています♪その姿は、素敵な立派なこんぶ♪笑
■こんぶの効果は絶大。
こうやって、遊び感覚でも、自分の身体の内側に意識を向けるだけで、人前で緊張している自分の身体から“特にどこが緊張しているのか”のサインを受け取ることが出来るようになります。それがわかったら、本番前に重点的にほぐしてあげたりすると、いいわけです。
私ね、緊張して震える原因は、「肩が上がる」ことだったんです。だから、本番前には肩甲骨周辺を、念入りにほぐしてあげています。
そして、骨で立っていれば、余計な緊張もかからない。
私たちの身体は、思いのほか素直。だから、身体を変えると、気持ちも変わってきます。ぴんぴんしてて、熱あるんじゃない?と言われて、測ってみたら高熱で、急にだるくなる。そんなこともあるくらい。心と身体はつながっているから。
心と身体のつながり、上手に利用していきましょ♪
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた明日、お会いしましょう~
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海野美穂ってどんな人?
なぜ人前克服トレーナーをしているの?
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