人前で話すことへの不安感は、何かで1つ変えるだけで解消されることがあります。その一つが、思い込みを外すことです。

 

日常の思い込みの視点をちょっと変えてあげると見えてくる

私達は言葉を発してコミュニケーションを取っているように思い込んでいます。だから、日常生活でも「話上手じゃない」と苦手意識を持ってしまったり、意外と話せているのに「人とうまく話せない」と思い込んでしまったりします。

私達は結構な確率で、思い込みを持っています。

 

・(いい声だねって言われてるのに)自分の声は変な声だ→耳で響く自分の音声と録音し自分の音声に響きによる差異はあるものの、変な声は思い込み。

・大きな声が出せない→笑い声が大きかったりする。意識した時に出てないだけ。思い込み。

・「人前が苦手だから」と口で言っている→身体は堂々としていたりする。言葉と身体が矛盾している。思い込み。

 

私にも、思い込みはありますし(24歳まで先生業は絶対に向いていないと思い込んでいた)、思い込み=価値観だったりする場合もあるので、簡単に変わらないこともあります。

しかし思い込みは、現実の姿を歪んで捉えるため、物事の真実が見えづらくなることもあります。

 

日常のコミュニケーションにおける思い込み

慣れている人同士のコミュニケーションは、【慣れにあぐらをかく】ため、説明を省略しがちです。そのため、思い込みでコミュニケーションを済ませていることがあります。

身近な人へは感情を素直に出しやすい分、怒ることで済ませてしまったり、無視をしたりします。『私は今、こう感じている』を伝えなくなります。

 

例えば『美穂にちょっと、勉強したら?と言っただけですぐ怒る。だから、また怒られるかな?』と言う、いらぬ推測の元、話しかけなくなる…結果すれ違いの親子関係に。

 

こんな風に物事を進めてしまったりします。これも、思い込みですよね。本当どう思っているのかは置いてけぼりで、真実は闇の中。

 

こうしてどんどん思い込みで自分を守ってしまい、コミュニケーションが億劫になっていってしまいます。

 

人前で話すことは、この延長線上にあります。

・聴き手の反応が薄いから、私の話はつまらないんだ… →単純に、リアクションをとって目立ちたくないってだけかもしれません。

・レッスンに行きたいけど、皆のレベルが高すぎるきっと…→行ってみなければわかりません。

・元々人と話すのが好きじゃないから、人前で話すなんて無理だ…→無理と決めつけているからです。決めつけることで、今の自分に満足をしているだけです。

 

全ては、自己防衛です。やってみて、ちょっと上手くいかなかったり、難しい…私、ビリだ…と感じてしまった時、「ほらね、やっぱり」と言いたいがための、保険です。

 

思い込みは、自分の行動に制限をかけてしまうことが多々あります。まずは自分の発する言葉や行動に、思い込みによる行動制限がかかっていないか、探ってみましょう。そしてもし、一歩踏み出せたなら、そんな自分を褒め、自信を持ちましょう!

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

 

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