「自信がない」って、よく使いますよね。
「自信があります」って、あまり使わないですよね。
なぜでしょう…。

一般的に、ニュアンスとして、自信満々を嫌う傾向があるからだと、私は思います。自信に満ち溢れていると、どことなく周りと違って見えるからでしょう。では、自信満々でいかないとむしろ「おい!」とコチラがズッコケてしまいそうになる職業って、なんでしょうか?

 

それは、スポーツ選手です。「オリンピックで金メダル目指します」って言います。「ワールドカップ優勝!」とハッキリ言い切ります。「金メダルとか、ちょっと自信ないんで、まずオリンピック目指します」なんて、誰も言いません。言ったら、私たちは「なにそれ?」と拍子抜けするでしょう。

 

自信とは、自分の価値を信じることです。人の意見を全く聞かないような自信満々は困ったちゃんですが、ある程度の自信というのは、必ず必要になります。

自信ないですっていう先生に、教えてもらいたいですか?

「一応そうだと思います」「たぶんそうですね」「ちょっと自信ないんでハッキリ言えないですが」このような言葉を発する先生に、本当に教えてもらいたい?むしろ、怖くないですか?私は嫌です。

 

セミナー講師として「先生」になるなら、「自信がない」姿をお客様には見せられません。もちろん、間違った知識を伝えてはいけませんので、学びの姿勢は常に必要。でも「自信」もちゃんと持っていないといけないのです。信用がなくなります。

自信というのは、自分で作り出すものです。そしてそれは、態度に出てきてしまうものです。もしも、セミナー講師として人前に立った時、話が続かないような気がするなら、毎日練習をしてください。一人でもできます。例えば、

 

お風呂の中で、一人講演会を行う。

 

私はよくやってます。会場の大きさ、人数、テーマを決めてお風呂に行くんです。そして、シャンプーとかをしながらずっと講演会をしています笑。

怪しいかな?でもね、言葉って、頭の中で言っているのと、実際に口に出してみるのとでは全然違うんです。口に出していると、その労力が加わるので「あれ、何を言おうとしていたんだっけ?」が起こるんです。

この、「何言おうとしてたっけ?」が非常に重要。ここをどう思い出し、どう話し続けるか。これが出来るようになると、本番に強い講師になれます。

 

スポーツ選手がスポーツをする日常が当たり前であるように、セミナー講師は人前で話す日常が当たり前でなければいけない。その自信をつけるためにも、普段から言葉を発する練習をしてみてください。

 

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回お会いしましょう~

人前克服トレーナー 海野美穂

 

 

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