みなさんこんにちは!

話ネタはあるのに、人前が苦手で
セミナー開催ができないあなたから
「やれる!」を引き出す専門家
人前克服トレーナー 海野美穂です。

さて、前回のコラムで腹式呼吸の
体感方法をお伝えしました。

しか―――――し!
腹式呼吸ってなんなの?
というところを
詳しく説明できていませんでした。

なので、こちらのコラムも合わせて
読んでみてください。

 

 

■私たちの身体

上の図は、人間の身体です。
下手くそな絵でごめんなさいっ!

肺の下には、横隔膜があり、
その下には
肝臓・胃・大腸・小腸などの
内臓があります。

呼吸をするために空気が入るのは、

ですね。

この肺をどのように使うかで
呼吸の方法が変わります。

 

 

■「間に合った~」の時の呼吸

やばい!遅刻しそう!
間に合った~

のとき、胸をなでおろすように
呼吸をしますね。

この時空気は、上の図のように、
肺を上側~横側に広げることで
呼吸をしています。

なので、胸が上下するように見えて
胸式呼吸と呼ばれています。

ただし、
一気に大量の空気を吸い込むのには
有効ですが、
胸・肩・首の筋肉を使うため、
のど周辺が緊張するのです。

また、これらの筋肉は、
コントロールが難しいため、
安定した発声には向いていません。

 

 

■安定した発声に良い呼吸

一方、腹式呼吸は、
肺の下の方に空気を入れるので、
横隔膜が下がります

それによって、
内臓が押し下げられて
行き場を失い、下腹部へ。

これによって、
おへそあたりが膨らんで見える、
腹式呼吸になるわけです。

腹式呼吸は、
ゆったりと深く呼吸ができ、
多くの空気が入ってきやすいため、
リラックス効果があります。

さらに、胸・肩・首の筋肉を使わないため
のど周辺もリラックスできます。

 

 

■横隔膜の上下はコントロールできる!

横隔膜は筋肉でできた膜です。
さらに、随意筋と言って、
意識的に動かすことができる
筋肉なんです。

なので、練習をすれば
コントロール可能。

一息で、
吐いたり止めたりを繰り返すこともできます。

さらに、
吐く息の量を調整しやすいため、
のどを痛めずに
大きな声を出したり、
震えづらい発声ができるようになります。

ただし!
先ほど例で出した、
「間に合った~」の時は
腹式呼吸はお勧めできません。

どうなるもんかと、
私、実験してみましたが、
正直吐くかと思った!!!!

やはり人間の身体は、よくできているもので、
状況に合わせた呼吸が出来るようになっているんです。

腹式呼吸、体得するまでには個人差がありますが、
出来ると出来ないとでは、
違ってきます。

もし、講師業をやってみたいな。
と少しでも感じるのであれば、
根気強く、
腹式呼吸にチャレンジしてみてください!

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~

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