みなさんこんにちは!
話ネタはあるけれど、人前が苦手でセミナー開催ができないあなたから、
「やれる!」を引き出す専門家
人前克服トレーナー 海野美穂です。
私、高校時代に「国際教養科」という、英語の授業に力を入れた学校にいたんです。「国際結婚がしたい♪」っていう、超単純な理由だったんですが(笑)
(今となっては国際結婚の「こ」の字も見当たらない汗)
そこの授業は、やっぱり特殊でした。
教室に入ったら内線電話がたくさんあって、英語で電話を取る練習をしたり、
一人一台、ヘッドホンのついた机に座り、シャドーイングをすると、そのヘッドホンから自分の声がすぐに流れてきたり…。
まぁ、とにかく英語漬け。
中でも「うげぇぇぇ」って思っていたのは、
英語でのスピーチテスト
でした。
しかも、自分で原稿を書かなくてはいけない。
題材は「家族」。
家族のことはよく知ってる。でも、英語で言わなきゃダメ。
これは、今でも覚えています。緊張マックス。
私は本番、頭が真っ白状態に陥ったんです。
一瞬、「留年」の文字が浮かびました(汗)
ひゃ――――どうにかしなきゃ!
そんなことを思っていたとき、助けてくれたのは、自分の身体だったんです。
実は私、覚えるときに身体を動かしながら覚えていたんです。
それも、家族それぞれのイメージに合わせた動きをやりながら、覚えました。
演劇部だった私は、台本を覚えるときに身体を動かしながら覚えていたので、同じようにしてみたんです。
「父はランニングが趣味」には、
ランニングの動きを。
「母のお弁当は美味しい」は、
お弁当を食べる仕草を。
身体の動きと関連付けていたため、頭真っ白状態でも練習時の動きをやったら、言葉が追い付いてくれました。
皆さんにも、こんな経験はありませんか??
ラジオ体操の音が聞こえてきたら、久しぶりでも、踊れてしまう。
しかも、「腕を前から上に挙げて、大きく背伸びの運動から!」
の言葉まで思い出したりして。
人間は、その出来事と関連付けられたものに関わるだけで、記憶が戻ったりするのです。
なので、私のレッスンではこの原理を利用します。
こと細かく、その言葉からイメージできる動きを思いっきりつけてもらいます。
もはや演劇の稽古!でも、これがいいんです。
皆さん、最初は
「どう動けばいいの?」「恥ずかしい」
とおっしゃいますが、慣れてくるとなんだか、ハツラツとしてくるんです。
そして、“恥ずかしさも軽減”し、いざスピーチを始めると、
今まで全くつかなかった、“身振り手振りまでつく”ようになるんです。
それもそのはず。
だって、身振り手振りのほうが、イメージからくる動きよりも小さくて、さっきの恥かしさから比べたら、なんてこともないから。
レジュメは、頭で覚えるものと思っていませんか?
音読のようにして、読んで覚えるものだと、思い込んでいませんか?
頭が真っ白状態になりやすい人ほど、ぜひ、身体を使って覚えてみて下さい。
あなたの身体が、あなたを助けてくれますよ!
人前を克服することは、未来を切り拓く。
それではまた次回、お会いしましょう~!