こんにちは!
話ネタはあるのに、人前が苦手で
セミナー開催ができないあなたから、
「やれる!」を引き出す専門家
人前克服トレーナー 海野美穂です。
先日、実家に帰った時、妹に言われたことです。
「なんか、お姉ちゃんの口調って学校の先生みたいで嫌だ。」
ガ――――ン…。
何にガーンとしたかって、先生口調が染みついてしまい、自覚をしていない「癖」になっていたからです。わかりやすく伝えよう!という気持ちが強く、ついつい「例えば」とか「それは○○ってことだね」など、高校生に合わせた例え話や要約をしていたのです。(高校で3年半演技指導をしていました。)
■気づかないからこそ危険
「癖」というものは、指摘されるまで、気が付きにくいものです。私は妹に指摘されて、正直まずいな、と思いました。これでは話し相手がすべて、「高校生」扱いになってしまいます。
口調だけではなく、私は首を細かく縦に振る癖があります。これはビデオに撮ってもらった時に気が付いたのですが、とても落ち着きがなく、適当に話を聞いているように見えます。
気が付くまで、どのくらいの人に、私はこの2つの癖を見せてきたんだろう。恐ろしくなりました。
■本当は、目をそらしたくなるのも事実
癖って、言われてすぐに受け容れられる時と、そうでない時があります。
私は、演劇をやっていたおかげもあり、演出家からいわゆる「だめだし」をされることに、慣れています。人から見た自分と、自分で思っている自分を比較する場を常に持っていたからです。
だけど、やっぱりプライドと戦う時もあるんです。言われて悔しい!と思う時。もはやそれは、悪口じゃないか?と思ってしまう時。色んな「時」があります。
癖を指摘されるという行為に、目をそらしたくなるのも、また、事実なんです。
■癖を受け容れ修正するコツ
では、どうやって受け容れるか。2つあります。
①理由があるかどうかを聞く
まず、あなたの癖に気が付いてくれた人に、理由を聞きましょう。あなたを思って伝えてくれた人には、必ず理由が存在します。
もしも逆の立場だったら、ちょっと言いづらい時もあるはず。言いづらさを押してまで、伝えてくれているのは、有難いことですね。ちゃんとした理由がなければ、ただの嫌味(苦笑)。スルーしましょう。
②自分を客観的に見る習慣を持つ
受け容れられない理由のもう一つは、普段の自分をあまりよく知らないからです。
自分の声を録音して、聞く習慣がない人は、自分の本当の声を知りません。声について言われても、ショックを受けるだけ。修正点がピンとこないため、受け容れがたいのです。
ちなみに今、このコラムを読んでいるあなたのお手元には、携帯電話がありませんか?動画も、音声も撮れます。簡単に客観視できる、文明の利器が存在するではありませんか!やるじゃん!携帯!
ぜひ、ご自身の声を聴いてみたり、動画を撮ってみたりしてください。そして、まずは「そうか」と受け容れ、修正する努力をしてみましょう!
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~