人前でお話をする機会をいただいたとき、心にとめておきたいのは、たった３つだけです。
１．あなたが一番伝えたいことは何？
２．その一つにかける
３．テクニックに惑わされない
この３つがなぜ重要なのか、今日はお話ししていきますね！
１．あなたが一番伝えたいことは何？
人前でお話しすることになった時、たった一言で終わるなんてことは、まずないでしょう。例えばセミナーなら、１時間以上はあなたの持ち時間です。そんな時、よく考えてほしいのは、あなたが一番伝えたいことです。
人って、ちょっと欲張り。「○○も伝えたなら、■■も伝えなきゃ！」と、どんどん話を膨らめてしまいがち。
例えば、人前で話すときには呼吸が大切です！と、私が伝えていたとして。呼吸を整えると実は、心を穏やかにするチカラとか、そこから派生して、人生論だとか、いくらでも肉付け出来ちゃうわけです。
でも今、このコラムだったら、そこまで膨らめる必要はないですよね。今日は３つだけ話すって言ってるのに、４つも５つも出て来たら、
結局何が言いたかったんだろう…？
と思われて仕方ありません。だからまずは、自分が一番伝えたいことだけに集中してください。
２．その一つにかける
２つ目は、一番伝えたいことにかける、ということです。なぜかというと、自分の軸がぶれないからです。
１時間近く話すことになると、一番伝えたいことが分からなくなりがち。そんな時には、「私はこの内容の話だけは、絶対に外さない！」と明確にしておくことです。
たった一つの事ですが、あなたの話を位置づける、いわゆる真髄となるものです。例え他が上手くいかなくても、一番伝えたいことだけは、魂込める。
一球入魂みたいな感覚ですが、自分の軸を確立しておくためにも、大切です。
３．テクニックに惑わされない
話し上手＝テクニックではありません！！！テクニックは、あなたの話に彩を添えてくれるものです。お刺身で言えば、つまです。つま。
お刺身だって、そのお刺身自体が美味しくなかったら、どんなに華やかに盛られていたって、中身は全然すっからかんじゃない？
『話し上手になりたいんです』とご相談いただくことも増えてきましたが、皆テクニックを気にしています。テクニックは、確かに全くないよりかは、あった方が良い。だから、私もお伝えします。
テクニックを身に着けると、自分に自信を持つこともできるでしょう。でもね、私が最も大切！と思っているのは、『それで、あなたは何を伝えたいの？』です。
中身がない話は、テクニックにごまかされた薄っぺらい話でしかありません。テクニックではごまかしきれない、あなた自身を磨くことが大切なのです。
いかがでしたか？？人前で話す機会をいただいたり、自主セミナーを開いたりするとき、この３つを心がけてみてくださいね。
人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう～！
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