私、緊張すると頭が真っ白になるのに…

なんだか今日は、そうじゃないみたい…!

この瞬間を目指したいし、誰もが理想に思うことでしょう。私自身、人前に出る前に、マインドセットをして、準備に時間をかけないと、緊張から焦りが出てしまい、ぐちゃぐちゃになってしまいます。

しばらくお稽古をお休みしていますが、日本舞踊のお稽古ではいつもお師匠さんから、

「うんちゃん、焦らない。落ち着こう。

と言われていました(苦笑)さらにそそっかしいところがあり、セミナー中にレジュメを落とす・ホワイトボードのペンを見失う(置いた場所を忘れちゃう)…。学校時代には、出席とる瞬間に出席簿を職員室に忘れたことに気が付き、取りに行ったら今度は机の上にペンを置いてきちゃったり。結構やらかしてます(汗)

 

余裕を自分で生み出す

そそっかしく、すぐに焦ってしまう私だからこそ、セミナーで話し始めるときに気を付けていることがあります。それは、思っている以上に‟スローテンポ”で話し始めること。ゆっくりと、丁寧に、分かりやすく、を念頭に置き、始めます。

なぜ、思っている以上にスローテンポなのか。ちょっと実験をしてみましょう。

 

「私の名前は○○(あなたの名前)です。今日はここまで電車できました。満員電車じゃなくてよかったです。」

 

このフレーズを、

・早めのスピード
・「僕ドラえもん」くらい遅めのスピード

 

で言ってみてください。何度か繰り返すとわかるのですが、気持ちのゆとりに、違いがでます

早めのスピードの方は、頭が興奮気味に。「僕ドラえもん」くらいの遅めのスピードは、気持ちがゆったりとしたかと思います。スピードを変えるだけで、気持ちに余裕が生まれてくるのです。

 

舞台でお芝居をする役者は、この原理を知っています。実は、舞台上で喧嘩をするとか、早口でまくし立てるとか、自分が興奮しやすくなるシーンほど、役者脳の20パーセントくらいは冷静なのです。そうでないと、喧嘩のセリフのスピードに飲まれ、今自分がどうなっているのか、分からなくなるからです。

セミナーは、お芝居と違い、スピードも内容も自分がコントロールすることができます。ですので、自分が思っている以上にゆっくりと話し始めても問題ありません。むしろゆっくりと話し始めることで、気持ちに余裕を持ち、焦らないでいられるようにした方がいいですよね。

人前で焦りがちなあなたは、思っている以上にスローテンポで話し始める。これが、ポイントです。

 

人前を克服することは、未来を切り拓く
それではまた次回、お会いしましょう~!

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